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サラリーマンは「上司が最大のリスク」 死ねと言われる、手柄を取られる…“上司ガチャ”でハズレを引いた人たち

「上司ガチャ」、当たり外れが大きすぎる

8月19日放送の『モーニングcross』(TOKYOMX)では、転職について特集した。教育改革実践家で元リクルート社フェロー(特別研究員)の藤原和博氏(63)は、

「サラリーマンて安泰のように思えますけど、唯一のリスクが上司なんですよね。上司が最大のリスク。上司が悪かったら幸せの半分がなくなっちゃいますね」

と持論を語った。(文:okei)

「もう少し上司が社員のことをちゃんと見てくれたらいいな」

番組の街頭インタビューで上がった「仕事を辞めたい・辞めた理由」でも、上司に対する不満を挙げる人が多かった。

「パッと見ただけで判断する。もう少し上司が社員のことをちゃんと見てくれたらいいなと思う」(女性30代/福祉施設職員)

「言葉の暴力もあったね。『死ね』とか結構そういうこと言われた。辞めたあとも連絡されるんじゃないかと思うくらい怖かった」(女性60代パート/元通信業界)

「私が動いてやったことを先輩たちに『俺がやった』と言われて。待ってそれ私が全部やったからって。そこまで言わなくてもいいじゃんって」(女性30代クリエイター/元企業の広報)

ほかにも、「人間関係がギスギスしていて仕事がうまく回らなかった」「残業が多くて残業代が出ず、人間関係も良くなかったのでサッて辞めました」など、やはり転職のきっかけは上司を含む「人間関係」が大きいようだ。

この日のMCを務めたタレントのパックンは、

「この議論自体がアメリカ人から見ると不思議。アメリカ人は平均で4年おきに転職してる。だから(転職は)あって当たり前」

とコメントしている。終身雇用や年功序列という雇用スタイルが長かった日本だが、リストラや非正規雇用が増えた現在、転職は当たり前という動きは今後ますます活発になっていくだろう。雇用が流動化すれば、上司を理由に転職する人も

「優秀な人が無能な上司に潰される」口コミからも分かる迷惑上司の多さ

企業口コミサイト「キャリコネ」にも、無能な上司が部下を困惑させ、転職を決意させるきっかけとなったと考えられる事例が数多く寄せられている。先日のキャリコネニュースに掲載した『無能な上司がいる会社の末路』では、その一部として

「下に押しつけ、口だけ出して責任をとらない。無能な上司、年功序列で将来性のない組織、スキルも大して身につかないことから、30~40歳前後で見切りをつけて退職する人も少なくない」

「優秀な人は多いが無能な上司に潰される」

「上司に気に入られないと出世できない。昇格試験があり、そこでの筆記、面接の一発勝負で決まる。かなり不公平感があると思う。無能な上司が多い」

などの声を紹介した。

「上司」の存在は仕事やモチベーションに直に影響を及ぼす。藤原氏の「上司が最大のリスク」という言葉も頷ける。働く人にとってだけでなく、企業にとってのリスクも大きい。今年5月にはトヨタ自動車という大企業すら「終身雇用を守ることは難しい」と発信している。「無能な上司」を抱えきれない企業は今後増えていくのではないだろうか。

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