あおり運転殴打事件の男性も女性も逮捕されたが、ネット上では犯人の名前として男性も女性もまるで別の名前が拡散されていた。
デマの男性名はSNSのアカウントがなかったのか、特に被害があった話は耳にしていないが、デマで犯人扱いされた女性の方は深刻な被害を受け、女性の代理人弁護士はこの件について声明を出している。
「女性被疑者が笹原であることを積極的に発信する記事を投稿することのみならず、これを引用して広める行為(リツイートを含みます。)も、当社及び笹原の名誉権を侵害する行為にあたる可能性があるものですから、その旨を付言します。逮捕された女性とはまるで別の名前がネット上で拡散された。
以上の状況を踏まえ、当社及び笹原は当職と協議の上、虚偽の情報を広めている者に対し法的措置を取ることを検討しています」
https://irocommu.com/2019/08/18/news/
そのせいでいやがらせの電話や書き込みやメッセージなど実害を被ったのである。
デマを流した大元の投稿者はもちろん、デマ情報を拡散するだけでも名誉毀損に問われる可能性がある。
デマの拡散は犯罪になる可能性がある。
なのでみなさんぜひ気をつけていただきたいのです。
ネットの情報を鵜呑みにしない。
情報源なり信頼できる情報源を確認すること。
安易に拡散しない。
基本匿名アカウントや掲示板の情報などは信用しない。
それを信じて拡散したら、あなたが犯罪者として罰せられる可能性があるのです。
こうした犯人の名前のデマといったものだけでなく、ネットニュースに反応する人の多くは情報源をみず、SNSやネットニュースをなぞっただけで批判するが、その批判の多くがデマや誤解や間違った情報ばかりだ。
しかしそうしたデマや誤解や間違った情報を拡散する人が、増えればそれが真実のようになる。
あまりにもネットリテラシーがなさすぎる。
もちろんいくら情報源にあたっても、信頼できると思った情報源でも、間違えたり誤解することはある。
でもどう考えてもあやしいよね、と思うものを安易に信じてしまう人がいかに多いことか。
情報源を確認しないで安易に発言する人がいかに多いことか。
デマは犯罪です。
多分今後ツイッターの匿名アカウントやネット掲示板でデマや間違った情報を投稿している人間は、厳しく取り締まられ厳罰化される方向になっていくだろう。
安全地帯から根拠もなく、デマで批判していた人間が晒される側になり、社会的制裁を受けることになる。
くれぐれもネットの情報を、条件反射で反応しないように注意してください。
デマを拡散したあなたがその犯罪行為で名前や顔を晒され、制裁を受けることになるかもしれませんよ。