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吉木りさに秋元真夏…テレビマン絶賛のバラエティタレントは

吉木りさ

『家、ついて行ってイイですか?』(テレビ東京系)で、プロデューサー兼演出を務める高橋弘樹氏に、これから勝てるバラエティタレントについて聞いた。

――バラエティで活躍しているタレントに、共通する特徴はありますか?

「まじめな人ですかね。もちろん自由にコメントして、かきまわしてくれるタレントも必要なんですけど、やっぱりちゃんと裏まわししてくれる人が必要で。

 求められていることをちゃんとコメントできるように、台本を覚えてきてくれたり、自分の役割をこなすため努力してくれる人、そういった方にはとても助けられてます。

 どんなバカなふりをしてても、テレビに出ている人って、裏ではまじめな人が多いんですよ。

 乃木坂46の秋元真夏さんと仕事したときの話なんですけど、けっこうな量のセリフを覚えなければいけない、コントみたいな番組だったんです。

 収録までに2~3日しかなくて、しかも乃木坂の活動も忙しかったはずなのに、完璧にセリフを覚えてきてて。本当にまじめなんだと思いましたね。

 高橋真麻さんもすごくまじめでした。花火中継のとき、大雨が降ったのにびしょ濡れで頑張ってくれたりしましたから。

『吉木りさに怒られたい』(テレビ東京系)で、吉木りささんは、前夜の深夜ラジオを終えて少しだけ仮眠して、朝から収録みたいな感じだったんですよ。

 にもかかわらず、いつもしっかり台本を覚えて収録にいらしてたんで、すごいなと。すごくまじめですよね。それでいてあのきれいさも保っているし。

『家、ついて行ってイイですか?』でいえば、台本を読み込んで段取りを把握するというより、瞬発力を試される番組なんです。一般人を扱う番組だから、きれいごとだけじゃ飲み込めない部分があるんですよ。

 だから、あけすけにコメントができて、しかも笑いに昇華できる方をよくブッキングします。重いことは誰でも言えるんです。それをどうやって笑いに昇華するかが難しい。ゆきぽよさんとか大園桃子さんは、そういうことができる人。自分の経験を笑いに変えてコメントできる人がいいですよね」

――バラエティ番組の変遷と、バラエティタレントに求められる像にはなにか関係があるでしょうか?

「以前アイドルは、山口百恵さんみたいに完全無欠さを求められていましたが、インターネットや週刊誌の影響で、それに無理が生じてきましたよね。

 特にバラエティ番組という、半分ノンフィクションの世界で活躍するタレントは、自分の生きざまをそのまま見られる側面があるので、本来のパーソナリティを磨くことが必要になってきたのだと思います。

 バラエティでも、コント番組はフィクションの部分が大きいのですが、今は少なくなってきました。逆に増えてきた情報番組やクイズ番組では、その人のあけすけな部分だったり、瞬発力だったり、まじめに下調べした知識だったりが、求められるようになっているんです」

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