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僕から見ると、百田さんの方が反日で反日本人的です。 - 8月17日のツイート

ええ、言われた範囲で反論します。鏡みたいなものです。百田さんに自分の論法のおかしさに気づいてもらうために。他人を間違っていると決めつけても、何の意味もありません。あなたが間違っていると言われるだけですから。僕はこれまで一度も百田さんが間違っているとは言ったことはありません。

富田メモの話を僕が持ち出したときには(一般公開されていないことも付言した)、百田さんは昭和天皇の御心は分からない旨のニュアンスを言いました。しかし、自分は昭和天皇がなぜ参拝しなくなったのかの解釈を縷々展開し、それが正しいと決めつける。

この議論は楽しくないし、お金にならないのは同意。しかし何の益にもならないというのは相手に失礼。お互いの主張が公になることは良いことだという百田さんの主張に僕は同意し、それを尊重してきた。僕は言われるまでは他人を侮辱しないが、百田さんは礼を失している。

事実認定では正しい、間違っているという評価は成立するが、見解においては、合意に至らなければ詰まるところ立場の違い、見解の違いとなる。正しい、間違っているの問題ではない。

表現の不自由展・その後の問題は、表現の自由の問題というよりも単純な組織ガバナンスの問題のようだ。トリエンナーレ実行委員会、津田芸術監督、表現の不自由展実行委員会の権限と責任が明確でないという行政のいつものパターン。

トリエンナーレ実行委員会も津田氏も、「表現の自由」という大義に及び腰になって現場を統治することができなかった。統帥権を盾に軍部が独走し、国家指導者が統治できなくなった戦前の日本のガバナンスに類する。現場の自由に全て委ねるとこうなる。だから組織統治が必要。

しかし津田氏は、統治に関しては強権力の発動だと批判的だった。だから表現の自由の大義に負けた。津田氏は組織統治の難しさ、権力発動の必要性に気付いただろう。大村さんをはじめとするトリエンナーレ実行委員会も統治ができなかった。事前の事業方針の確定とそれを守らせる統治の在り方が問題だった

百田さんが言うように楽しくないし、お金にもならないが、百田さんとのやり取りで自分とは異なる見解を知ることは得るものはあると思っている。

はい。それで以後、お互いその主張が止まるのであれば。

もう、そういう主張はやめたらどうですか?僕は百田さんに反日などのニュアンスは一度も言ったことはありませんよ。言われた範囲で僕が侮辱的表現をしたときに、百田さんは反発したでしょ?

売りことばに買い言葉は、百田さんの専売特許でしょ?

僕から見ると、百田さんの方が反日で反日本人的です。

※この記事は橋下徹元大阪市長のツイートを時系列順に並べたものです。

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