記事

NY市場サマリー(15日)

[15日 ロイター] -

<為替> ドルが円に対し序盤の下げから切り返し、やや上昇した。米小売売上高が市場予想を上回ったことで、米経済を巡る懸念が後退した。

米国債の長短金利<US2US10=TWEB>が12年ぶりに逆転したことを受け、前日には米経済のリセッション(景気後退)懸念が台頭。円は対ドルで上昇していた。

ただ、米商務省が15日発表した7月の小売売上高が前月比0.7%増と、市場予想の0.3%を上回る伸びとなったことを受け、米経済を巡る懸念が緩和し、円高が反転した。[nL4N25B2SY]

ドル/円は0.11%高。主要6通貨に対するドル指数<.DXY>は0.11%高の98.095と2週間ぶりの高値に接近した。

ノルウェー中央銀行が世界的なリスクの高まりを背景に政策見通しの不透明感が増したと表明したことを受け、ノルウェークローネは下落。対ドルで約18年ぶりの安値を付けた。[nL4N25B1YQ]

豪ドル<AUD=D3>は0.47%高の0.6779米ドル。オーストラリア連邦統計局が発表した7月の雇用統計は、就業者数が予想を上回った。[nL4N25B0OY]

ポンド/ドルは0.42%高。英国立統計局(ONS)が発表した7月の小売売上高指数が前月比0.2%上昇と、予想外に上昇したほか、野党・労働党がジョンソン政権に対する不信任投票を求める意向という報道を受けた。[nL4N25B3ER][nL4N25B24B]

<債券> 30年債利回りが過去最低を記録し、10年債利回りも3年ぶりの水準に低下した。世界的な貿易摩擦や景気減速懸念が根強い。

30年債利回り<US30YT=RR>が一時、1.916%と過去最低を更新、直近では1.981%。前日は2.027%だった。

10年債利回り<US10YT=RR>も1.475%まで下がり、2016年7月初めに記録した過去最低の1.321%に近づく場面があった。

2年債利回り<US2YT=RR>も一時、約2年ぶり水準となる1.467%まで低下した。直近で1.487%、前日は1.577%。

長短金利逆転から一夜明け、この日は金利差がやや拡大した。

米商務省が発表した7月の小売売上高を受け、利回りは低水準から若干上向いた。

午後中盤になって国債利回りは一段と低下した。一部アナリストによると、連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が公の場に当局者が姿を見せることを禁じ、インタビューや各種会議への出席予定もキャンセルされたとザ・スペクテイターが報道し、材料視されたという。

<株式> 前日の急落から落ち着きを取り戻し、ダウとS&P総合500種はプラス圏で終了した。朝方発表の7月の米小売統計が好調だったで、景気後退や米中貿易戦争を巡る懸念が払拭された。

S&P総合500種の主要11セクター中、6セクターがプラス圏で取引を終え、主要消費財<.SPLRCS>の上昇率が最も高かった。

堅調な消費動向や米国債利回り低下という強弱入り混じる材料を前に、米国株は大半の取引時間でプラス圏、マイナス圏を行き来した。

米小売大手ウォルマート<WMT.N>は6.1%高。第2・四半期(5─7月)決算は、利益と売上高が市場予想を上回り、通期利益見通しも上方修正、消費需要後退懸念が和らいだ。[nL4N25B350]

ナスダック総合は下落して引けた。予定される米関税が重しとなって米ネットワーク機器大手シスコシステムズ<CSCO.O>が8.6%急落した。中国の売上高が25%減少したと明らかにしたほか、第1・四半期(8─10月)の業績見通しは市場予想を下回った。[nL4N25B06B]

米ゼネラル・エレクトリック(GE)<GE.N>は11.3%下落した。バーナード・マドフ氏絡みのネズミ講を告発したハリー・マルコポロス氏は調査リポートで、GEが損失の可能性がある381億ドルを隠したと批判し、直近の規制当局提出書類で公表した水準より資金状況ははるかに悪いと主張した。[nL4N25B38M]

<金先物> 安全資産としての買いが継続し、小幅に続伸した。12月物の清算値は前日比3.40ドル(0.22%)高の1オンス=1531.20ドルと、中心限月ベースで2013年4月中旬以来約6年4カ月ぶりの高値を更新した。

<米原油先物> 世界的な景気先行き不安が強まる中で売り地合いが継続し、続落した。米国産標準油種WTIの中心限月9月物の清算値は前日比0.76ドル(1.4%)安の1バレル=54.47ドルだった。10月物は0.83ドル安の54.42ドルとなった。

ドル/円 NY終値 106.11/106.14 <JPY21H=>

始値 105.75 <JPY=>

高値 106.34

安値 105.76

ユーロ/ドル NY終値 1.1106/1.1108 <EUR21H=>

始値 1.1153 <EUR=>

高値 1.1158

安値 1.1092

米東部時間

30年債(指標銘柄) 17時05分 106*22.00 1.9543% <US30YT=RR>

前営業日終値 105*00.00 2.0270%

10年債(指標銘柄) 17時05分 101*04.50 1.5017% <US10YT=RR>

前営業日終値 100*13.00 1.5810%

5年債(指標銘柄) 17時05分 101*22.00 1.3964% <US5YT=RR>

前営業日終値 101*08.00 1.4880%

2年債(指標銘柄) 17時05分 100*17.00 1.4734% <US2YT=RR>

前営業日終値 100*10.63 1.5770%

終値 前日比 %

ダウ工業株30種 25579.39 +99.97 +0.39 <.DJI>

前営業日終値 25479.42

ナスダック総合 7766.62 -7.32 -0.09 <.IXIC>

前営業日終値 7773.94

S&P総合500種 2847.60 +7.00 +0.25 <.SPX>

前営業日終値 2840.60

COMEX金 12月限 1531.2 +3.4 <GCv1><0#GC:>

前営業日終値 1527.8

COMEX銀 9月限 1721.4 ‐6.6 <SIv1><0#SI:>

前営業日終値 1728.0

北海ブレント 10月限 58.23 ‐1.25 <LCOc1><0#LCO:>

前営業日終値 59.48

米WTI先物 9月限 54.47 ‐0.76 <CLc1><0#CL:>

前営業日終値 55.23

CRB商品指数 170.0347 ‐0.6099 <.TRCCRB>

前営業日終値 170.6446

(※関連情報やアプリは画面右側にある「関連コンテンツ」メニューからご覧ください)

トピックス

ランキング

  1. 1

    橋下氏 任命拒否の教授らに苦言

    橋下徹

  2. 2

    田原氏 野党は安易な反対やめよ

    たかまつなな

  3. 3

    iPhone12かProか...売り場で苦悩

    常見陽平

  4. 4

    コロナ巡るデマ報道を医師が指摘

    名月論

  5. 5

    コロナ禍も国内工場は異常な強さ

    PRESIDENT Online

  6. 6

    学術会議に深入りしない河野大臣

    早川忠孝

  7. 7

    感染リスク高い5つの場面に注意

    赤池 まさあき

  8. 8

    数字を捏造 都構想反対派の欺瞞

    音喜多 駿(参議院議員 / 東京都選挙区)

  9. 9

    トランプ氏 逆転攻撃はほぼ不発

    WEDGE Infinity

  10. 10

    学生転落 巻き添えの女性が死亡

    ABEMA TIMES

ランキング一覧

ログイン

ログインするアカウントをお選びください。
以下のいずれかのアカウントでBLOGOSにログインすることができます。

コメントを書き込むには FacebookID、TwitterID のいずれかで認証を行う必要があります。

※livedoorIDでログインした場合、ご利用できるのはフォロー機能、マイページ機能、支持するボタンのみとなります。