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菅官房長官が初めて語ったあの女性記者、妻子、ポスト安倍 - 「週刊文春WOMAN」編集部

――定例会見での東京新聞の女性記者への対応などを拝見していると、「男社会のルールに染まらない女性を鬱陶しがるタイプの人ではないか?」と見えるんです。実際はどうなんでしょう? 女性嫌いなんですか?

【写真】好物のパンケーキを食べて笑顔の菅官房長官

「それは決してないです。そう思われてしまうのは残念ですよ。私は性別問わず、きちんと仕事をする人が好きです」

 こう答えたのは、第二次安倍政権の発足とともに就任して以来、6年半という異例の長期間、内閣官房長官を務めている菅義偉(すがよしひで・70)。ポスト安倍ナンバー1とも評される菅が、本日8月16日に発売となった『週刊文春WOMAN』2019夏号で、全7ページにわたるロングインタビューに答えている。

菅義偉官房長官 ©杉山拓也/文藝春秋

「女性誌の取材を受けるのは、約10年ぶり。官房長官になってからは初めてです」

 論壇誌などで政策を語ることはあっても、菅が自らのプライベートについて語ることは極めて珍しい。しかも、編集部からの「人間性に迫るインタビューをしたいので、母校の思い出の場所とか、ご自宅の書斎など、プライベートの顔が垣間見られる場所を選んでほしい」というリクエストに、菅が指定したのは「好物のパンケーキを食べながら」だった。
 インタビューは、菅が行き付けとする東京紀尾井町・ホテルニューオータニのカフェ「SATSUKI」で行われた。

 二世議員やエリート官僚出身の議員ばかりが目につく昨今にあって、菅は珍しい叩き上げの政治家だ。秋田県雄勝郡秋ノ宮村(現在の湯沢市)の農家に長男として生まれたが、高校を卒業すると上京、板橋区の段ボール工場で働いた。学費を貯め、2年遅れで法政大学に入学。会社勤めを経て、衆議院議員秘書になったのは26歳。38歳で横浜市会議員、47歳で衆議院議員と、かなりの遅咲きだ。

 インタビューではこれまでの歩み、迷い、生活ぶりなどが詳しく明かされるが、中でも今回初めて語ったのが真理子夫人と3人の息子についてだ。

――夫人についての記事がほとんど見つかりません。

「本人は表に出るのが大嫌いなの」

――政治家の妻タイプだと見込んだわけじゃないんですね。

「全然ない。外に出るのが嫌いな人。でも私も政治家になるつもりはなかったですから」

 時に気まずそうに宙を仰ぎながら、「家庭ではどんな夫、どんな父か」「息子たちに世襲をしない理由」「新元号発表時、夫人に選んでもらった青いネクタイ」などのエピソードを明かしている。

 最後には「ポスト安倍を狙うお考えは」という問いにも回答。「皆さん話題にしたがりますが、安倍政権が3期目に入ったばかりですから……」とはぐらかしているようで、決して否定はしない。インタビュー中には「私は運命論者なんですが、チャンスが巡ってきた時に判断できるか。やはり最後は本人の覚悟だと思います」という言葉もあった。

(「週刊文春WOMAN」編集部/週刊文春WOMAN 2019夏号)

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