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「そこまで言うのかと思った」国民民主・玉木雄一郎代表、れいわ新選組に危機感

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 先月の参院選で注目を集めた、れいわ新選組とNHKから国民を守る党について、8日放送のAbemaTV『NewsBAR橋下』に出演した国民民主党の玉木雄一郎代表と橋下徹氏が議論した。

 玉木氏がまず、「普通は色々な業界団体のお世話になって票が入るので、その関係で発言、行動が縛られるというのが今までの政治。その点、自民党の山田太郎さん(ネットを中心に、いわゆる"オタク票"を集め50万票以上を獲得し当選)が縛られているのは唯一オタクだけ。

それから話題になっている、れいわとN国について、揶揄したり、おかしいと言う人もいるけれど、私は全くそうは思っていない。むしろ既存の政党、特に野党にとってはものすごく脅威だと思う。この2党は共通して家計負担の軽減を訴えていた。一方は消費税を廃止し、学生たちが借りた奨学金はチャラにしろという話。 山本太郎さんは選挙中、この30年間の経済政策の誤りを批判していて、本当に冷静に分析していたので、バカにしていたらひっくり返されてしまう。

もう一方は見ていないなら受信料を払わなくていいんじゃないか、スクランブル化すればいいじゃないか、という話」と危機感を示すと、橋下氏は「選挙をやった人間からすると、一人を当選させるだけでもものすごく大変なことだし、それは評価できること。全国にいるコアなファンをつかむにはネットが有効だと思うから、これからの政治家は自分の個性を出して、というのもわかる」とコメント。

その上で、「ただ、れいわの流れは、エネルギッシュな"ニュー共産党"みたいな感じじゃないかと思う。家計負担を軽減する、ということは戦後に共産党がずっとやってきたことで、革新系が流行ったときに首長を出したこともあるけれど、現実的にはそこまで大きな広がりにはなっていない。

僕は個人と個人の切磋琢磨が社会にとって一番重要だという考えだから、そのための土俵として、真に支援が必要な人には徹底的にサポートする。そして競争の結果として格差が広がった場合は是正もするけれど、基本は個人の自立と個人の尊重。そこが共産党や山本さんとは肌が合わない。

今、野党には二つの方向性があると思う。一つは立憲民主党と共産、そしてれいわ新選組。これらが徹底反対、政権与党を倒すという方向に行っている。ネットは重要だし、今回の参院選では既存2党の票がれいわに行ったと思うけど、このエネルギッシュなニュー共産党が、この中で広がりが出るかと言えば、どうなのかなと思う。

もう一つ、別にここは仲良くする必要はないと思っているけれど、維新と国民の方向性がある。中でも維新は野党でも与党でもない、"ゆ党"と茶化されたりもするけれど、与党と妥協して手を結び、自分たちの政策を一つでも二つでも実現させてていくのが本来の野党の姿だと思う。

"是々非々"と言ってしまうとわかりにくいけれど、そういう姿勢が山本さんにもあるんだったら。そこは評価するんだけどね。もちろん山本さんの熱量や発信力はたいしたものだと思うから、もうちょっと政策の方向性をも変えると、もしかすると皆の支持も集まると思うけれど、そこまで脅威だろうか」と疑問を呈した。

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