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グアテマラ大統領選、右派候補が勝利 移民巡る米国との合意を批判


[グアテマラ市 12日 ロイター] - グアテマラで11日、大統領選挙の決選投票が行われ、選挙管理委員会は、右派の野党バモスのアレハンドロ・ジャマテイ氏が勝利したと発表した。

暫定集計結果によると、ジャマテイ氏の得票率は58%と、対抗馬の中道左派、国民希望党(UNE)のサンドラ・トレス氏の42%に大差をつけて勝利した。

ジャマテイ氏は米国への難民申請手続き中の移民を巡り、米国と前月結んだ「安全な第三国」協定について、グアテマラ側に好ましい条件になるよう見直しを求める考えを表明。ただ、バモスは議会で全体の議席数の約10分の1しか有しておらず、議会の協力が得られるかは不明。

現モラレス政権は7月、制裁をちらつかせた米国の圧力に屈し、米国への難民申請を希望する難民の申請手続きを請け負う「安全な第三国」となることに合意した。[nL4N24R4DP]ジャマテイ氏が就任するのは来年1月で、それまでにも合意の実施に向け米国から強い圧力を受ける可能性がある。

同氏は大統領選での勝利が確定する数時間前に行われたロイターとのインタビューでこの合意は「グアテマラにとって適切ではない」と強調。「自国民の面倒を見る能力がないのに、外国人への対応がどうなるかを想像してほしい」と述べた。

就任までの期間に協定に盛り込まれた同国に不利な規定が削除可能かや、米国とどのように合意を模索すべきかについて、さらなる情報を得ることを望んでいると述べた。

ポンペオ米国務長官は12日付の声明でジャマテイ氏の勝利に祝意を表明。「不規則な移民の動きの原因となっている基礎的状況」に関し、グアテマラと協力して取り組むことを楽しみにしているとしたが、詳細には触れていない。

米国境警備隊トップのカーラ・プロボスト氏はFOXニュースのインタビューでジャマテイ氏の発言について問われ「懸念材料であることは明らかだ。メキシコとグアテマラには現行の対策を継続してもらう必要がある」と述べた。

ジャマテイ氏は選挙戦でも、グアテマラは難民申請者の急増に対応する体制にないとして、「安全な第三国」協定締結を批判。世論調査でも10人中8人以上が安全な第三国になることに反対の立場をとっている。

※内容を追加しました。

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