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少女像の韓国人作者が反論「日本の報道では正しい意図が伝わらない」 表現の不自由展で物議、街の声は?



 「あいちトリエンナーレ2019」の企画展「表現の不自由展・その後」の中止から1週間が経過したが、未だに波紋が広がっている。

 今回批判と抗議が殺到した展示の一つに、慰安婦をイメージして2011年に制作された「平和の少女像」がある。11日にAbemaTVで放送された『Abema的ニュースショー』では、その少女像の作者の一人であるキム・ソギョンさんに取材を申し入れたが「日本の報道では私たちの正しい意図が伝わっていない」などと取材に応じられない旨、そして、取材を受けないことを詫びる気持ちが書かれた手紙が送られてきた。



 さらにソギョンさんは「少女像は反日の象徴ではなく、平和の象徴であることを知らせるために展示会への参加を決意した。しかし、日本の報道では(少女像は)反日の象徴として映っていた。不快に思うという人がいるのも事実。しかしその不快さは、河村市長の言う“国民全体の総意”なのかは疑問です」と複雑な心境を明かし、今回の中止の決断に対して反論した。

 この件について「少女像はアートなのか?」と街の人々に問い掛けると「アートではない。そのままそっとしておけばいいのでは」という声が上がったのに対して、「アートだと思う。自由ですよね? アートの表現の仕方は」という声も。さらに「みんなが幸せに暮らせることが前提だと思うので、そこを崩してしまったら何でもありになってしまう」「年々表現の自由が失われていく中で、上の人たちが気にしていたら結局、問題は変わらないのでは?」といった意見も聞かれた。



一連の問題について意見を求められた映画監督の井筒和幸氏は「(自身が携わる)映画というのは表現の自由の最たるもの。憲法には公共の福祉というよくわからない文言がある。でも、憲法21条にある表現の自由というのは、絶対の自由。

人が見て、目の前に晒されて、気持ちが悪い、不快に思うということも認めましょう。作ったものに尊厳を持たせましょうということだ」と持論を述べると「表現の自由は僕らが守るのではなく、公権力が守るもの。公権力を縛っているのは憲法だから、基本的には認めてあげなければならない。名古屋市の河村市長は『日本人の心を踏みにじっている』と言っていたが、日本人の心はバラバラ。日本人の心は必ずしも一つではない」と熱弁。最後には脅迫があったことによる「警備の問題」にも理解を示しつつ「晒すのが芸術だ」と表現者の立場から締めくくっていた。

(C)AbemaTV

【映像】少女像の韓国人作者が反論で議論は紛糾

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