最近は、どうもネジがどこかに飛んで行ってしまっているような人が表舞台によく登場する。
この人、どこか変だよ。
ぶっ飛んでいるな、と評さざるを得ない人が近くにいると、周りの人もつい感化されてしまうのだろうか。
津田さんという方がどの程度の才能の持ち主かトンと存じ上げないが、とにかく常識では計り知れないところがある。
まさにこの人こそ、ぶっ飛んでいる人の代表なんだろう。
それにしても、酷い。
私から言わせれば、醜悪と言わざるを得ないのだが、それでも芸術とか文化の名前を持ち出されると朴念仁である私などは黙らざるを得なくなる。
私には到底理解不能、受け容れ難い展示物だが、表現の自由だ、などと勿体ぶって言われると、一応は口を噤む。
愛知県知事の大村さんは普段は口うるさい人の一人のはずだが、事が表現の自由に関わることになると、やはり黙ってしまう側の一人のようである。
結局は、津田さんと同じようにぶっ飛んでしまう側に並んでしまう。
名古屋市長の河村さんが、いくら何でもこりゃあ酷いじゃないか、展示物を引っ込めるべきだ、と騒ぐのは極めて自然な反応で、私は基本的にこっちの陣営に属している。
表現の自由を持ち出してこういう展示物を守ることなどすべきではない、という立場だ。
もっとも、だからと言って、公衆の面前で公然と愛知県知事を非難するようなことはしない。
大村さんも河村さんもマスコミを上手に利用することに長けた人たちだが、今回はそれが逆目に働いたようだ。
ふーん、こんな人でも時には失敗するのか、と実は驚いている。
驚いたのは、大阪府知事の吉村さんまで参戦してしまった。
維新の中では理知的な人の筆頭だったと思っていたのだが、言わずもがなのことを言ってしまった。
愛知県民が選んだ知事を大阪府の知事が辞職相当だ、などとは口が裂けても言わないはずだが、記者の誘導が巧みだったのか、つい言ってしまったようだ。
ああ、吉村さんもぶっ飛んでしまったのか、と驚いている次第。
さて、ぶっ飛んでいる人は他にもいる。
その筆頭は、NHKから国民を守る党の立花氏とその応援団の人である。
さすがにこれはないな、と思うような映像をユーチューブにアップして平然としている。
私のブログの読者の方が、N国をぶっ壊す党の立ち上げを示唆されていたが、ぶっ壊す、までは行かなくとも、NHKから国民を守る党から一般市民を守る党の立ち上げくらいは考えた方がいいかも知れない。
いいものはいい、悪いものは悪い、と言える立場を堅持したいものだ。
記事
- 2019年08月09日 16:36