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小沢控訴裁判の展開を占う

この裁判は案外早く決着しそうである。

さすがに控訴趣意書の提出期限が6月20日に指定されることまでは予測していなかった。
控訴審裁判所も原審同様実に律儀な裁判官たちで構成されるようだ。

私は、判決書を検討してから詳細な控訴趣意書の提出という段取りになると思っていたから、最低限でも判決言渡し期日から3ヶ月くらいは余裕があるのだろうと勝手に思い込んでいた。
私が知っていた当時の裁判所よりも最近の裁判所の審理は、確実に早くなっている。

裁判の迅速化を求めてきた司法改革の成果が端的にこんなところに現われているようだ。
この控訴審裁判所も随分テキパキと仕事を進める裁判所のようだ。

この調子だと、控訴趣意書に対する弁護側の反駁書面も控訴趣意書受領から2か月以内に出されることになる。
弁護側の反駁書面の方が作成は容易だろうから、結構早いペースで控訴審が進むことになる。

指定弁護士側がどういう証人申請をするのか、また裁判所が申請された証人を採用するのかどうかで公判の進み方がガラッと変わってくるが、控訴審で新たな証人尋問が行われる可能性は相当低いだろうと私は思っている。

控訴審の裁判所は控訴趣意書とこれに対する弁護人の反駁書面を読んだうえで原審の判決及び取調べ済みの証拠のすべてに目を通さなければいけないから、常識的に考えて9月や10月に第1回の公判期日が開かれる少ない。
来年の1月か2月頃に第1回の公判期日が開かれ、2、3回公判期日を重ねて4月か5月頃に結審、ということになる可能性が高い。

弁護側は裁判を急ぐだろうが、何のかんの言って判決の言い渡しは来年秋頃になる、というのが私の見通しである。
この種の事件としては、随分早く終わりそうである。

もし控訴審でも無罪となったら、この裁判はその時点で決着する。
憲法違反や判例違反があるというのならともかく、控訴審の事実認定の結果無罪と判断されたのならもうこれを覆すことは出来ないからだ。

参考:産経新聞配信記事

小沢氏控訴審、秋にも始まる可能性
産経新聞 5月23日(水)7時55分配信

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