記事

そろそろMetro UIに関して一言言っておくか

2/2

まずは live.com よりはじめよ



それでも厚さ1ドットと0ドットの差はでかい。Z軸を捨てるというのは、本当にすごい決断だ。スライダーの例のようにそれでわかりにくくなってしまったこともあるけれど、それで得たものの方がずっと大きいと私は思う。Microsoftの手によるものからこれほどの感銘を受けたのは、初代Excel以来だ。Jobsでさえ、MetroをCopycatと呼ぶことはできないだろう。Lionはフルスクリーンモードを付け加えたが、MetroはWindowsをDesktopパネルに閉じ込めた。Classicもびっくりだよ。



それだけに、Microsoftのプロモーションの下手っぷりは目に余る。まるで急に美人になった娘をどう扱っていいのかわからない、あいもかわらぬ冴えない親父のようではないか。愛娘を自慢しているはずの当の親父が、一番自分の娘を疑っているようにしか私には見えない。



もし Microsoft が本当に Metro を信じているなら、なぜlive.comは MobileMe より醜いままで放置されているのか?機能だけならどのコンシューマークラウドよりも充実している。SkydriveにHotmailにMessenger。Windows Phone で注目を浴びた People Hub だって、Social Network Aggregation という形ですでにあるのだ。



しかし、UIは旧態依然のまま。Ajaxをふんだんに用いたGoogleと比較すると、その差はAndroidとWindows Phoneよりも大きい。



Metro UIがまず活きるのは、Web UIとしてではないか?



WindowS No More



Metro UIのキモは、「二次元化」にある。「ボタン」すら厚みがない世界。そこに複数形のwindowsは存在しない。クラウドプラットフォームであるWindows Azureに至っては、APIはあってもUIすらないし必要ない。



なのにそれらをすべてひっくるめてWindows呼ばわりするのは、看板に偽りありどころか看板詐欺というものではなかろうか?



もし iPhone が MacPhone と名付けられたとしたら、マカーでさえそれを買っただろうか?



The Road Ahead

Metroが「英語」になるためには、live.comのMetro化とWindowsの改名の二つが欠かせないと私は思う。Metro が Lingua Franca であることを証明するには、携帯端末とPCでは不十分だし、そしてWindowsという名はあまりに旧時代の汚辱とマルウェアに塗れている。



それが出来なければ、Metroの行く先は「エスペラント」どまりだ。



Dan the "Passenger"

トピックス

  1. 一覧を見る

ランキング

  1. 1

    iPhone12 ProMaxからiPhone13 ProMaxに買い替えた結果

    永江一石

    09月27日 14:35

  2. 2

    不誠実な政治家は国民が生んだ?菅首相の弁論回避が合理的になった理由

    物江 潤

    09月27日 10:26

  3. 3

    米タイム誌が評価した隈研吾氏の新国立競技場が「負の遺産」に

    渡邉裕二

    09月27日 09:00

  4. 4

    詐欺が増加する不動産取引 司法書士はリスクに見合う仕事なのか

    内藤忍

    09月27日 15:28

  5. 5

    スーパーシティって何だ?

    ヒロ

    09月27日 10:32

  6. 6

    次の総理・世論調査 「立憲支持者も河野1位」の驚愕

    田中龍作

    09月27日 14:50

  7. 7

    緊急事態宣言とまん延防止措置、30日で全面解除の方針固める 政府

    ABEMA TIMES

    09月27日 20:09

  8. 8

    世襲だらけの非自由非民主党の総裁選は選挙の顔で選ぶのか

    篠原孝

    09月27日 18:40

  9. 9

    TPPの厳しいハードルを迅速にクリア出来るのは中国か?台湾か?

    船田元

    09月27日 14:56

  10. 10

    世襲政治家が揃った自民党総裁選 「選挙の顔」変わっても問われる安倍・菅政権の実績

    野田佳彦

    09月27日 11:41

ログイン

ログインするアカウントをお選びください。
以下のいずれかのアカウントでBLOGOSにログインすることができます。

コメントを書き込むには FacebookID、TwitterID のいずれかで認証を行う必要があります。

※livedoorIDでログインした場合、ご利用できるのはフォロー機能、マイページ機能、支持するボタンのみとなります。