- 2011年09月25日 17:30
そろそろMetro UIに関して一言言っておくか
2/2まずは live.com よりはじめよ
それでも厚さ1ドットと0ドットの差はでかい。Z軸を捨てるというのは、本当にすごい決断だ。スライダーの例のようにそれでわかりにくくなってしまったこともあるけれど、それで得たものの方がずっと大きいと私は思う。Microsoftの手によるものからこれほどの感銘を受けたのは、初代Excel以来だ。Jobsでさえ、MetroをCopycatと呼ぶことはできないだろう。Lionはフルスクリーンモードを付け加えたが、MetroはWindowsをDesktopパネルに閉じ込めた。Classicもびっくりだよ。
それだけに、Microsoftのプロモーションの下手っぷりは目に余る。まるで急に美人になった娘をどう扱っていいのかわからない、あいもかわらぬ冴えない親父のようではないか。愛娘を自慢しているはずの当の親父が、一番自分の娘を疑っているようにしか私には見えない。
もし Microsoft が本当に Metro を信じているなら、なぜlive.comは MobileMe より醜いままで放置されているのか?機能だけならどのコンシューマークラウドよりも充実している。SkydriveにHotmailにMessenger。Windows Phone で注目を浴びた People Hub だって、Social Network Aggregation という形ですでにあるのだ。
しかし、UIは旧態依然のまま。Ajaxをふんだんに用いたGoogleと比較すると、その差はAndroidとWindows Phoneよりも大きい。
Metro UIがまず活きるのは、Web UIとしてではないか?
WindowS No More
Metro UIのキモは、「二次元化」にある。「ボタン」すら厚みがない世界。そこに複数形のwindowsは存在しない。クラウドプラットフォームであるWindows Azureに至っては、APIはあってもUIすらないし必要ない。
なのにそれらをすべてひっくるめてWindows呼ばわりするのは、看板に偽りありどころか看板詐欺というものではなかろうか?
もし iPhone が MacPhone と名付けられたとしたら、マカーでさえそれを買っただろうか?
The Road Ahead
Metroが「英語」になるためには、live.comのMetro化とWindowsの改名の二つが欠かせないと私は思う。Metro が Lingua Franca であることを証明するには、携帯端末とPCでは不十分だし、そしてWindowsという名はあまりに旧時代の汚辱とマルウェアに塗れている。
それが出来なければ、Metroの行く先は「エスペラント」どまりだ。
Dan the "Passenger"



