- 2011年09月25日 17:30
そろそろMetro UIに関して一言言っておくか
1/2404 Blog Not Found:0th Impression - Windows Phone IS12T
Metro UIに関しては別記事で改めて書くことにして
やっとこさ素材が揃ったので。
俺のWindowsがこんなにかっこいいわけがない
最初に見た瞬間に思い起こしたのは、これ。
明彩色の背景にシルエット。でも踊っているのはみなさんおなじみの…。
しかし出自を考えればそれも納得がいく。
Metro (design language) - Wikipedia, the free encyclopedia
Metro is an internal code name for a typography-based design language created by Microsoft, originally for use in Windows Phone 7. Early uses of the Metro principles, such as the typography, began as early as Microsoft Encarta 95, and later evolved into products such as Windows Media Center and Zune.
元々iPod、そしてiPhoneに対抗するために生み出されたのが、これだったのだから。
一読瞭然
私は(現時点では)単なる一ユーザーなのだけど、それでもその将来性は一目、いや一読で感じ取ることが出来た。これなら、小はハンドセットから大はデジタルサイネージまでカバーできる「ユニバーサルUI」が実現できるのではないか、と。
長方形のパネルにテキストメインの表示。それだけ書くとまるでGUI以前どころかApple ][の時代を彷彿とさせるが、それはある意味間違っていない。STEINS;GATE 8bitではないが、Metroは8bitでもそこそこ使えて見栄えするのではないか。
それでいて現代の高速なCPUを、ベクターレンダリングでフル活用できるし、活用すると実に見応えがあるものになる。残念ながらこれは自分で使ってみないとなかなかわからないのだが、今でも Windows 8 DP ないし Windows Phone 7 で体験できる。ただし気持ちのいいのは後者。デスクトップとマウスという過去を背負っている分、前者はピンときにくい。
Web UIとしてもずいぶんと相性がよさそうだ。グラデーションも角丸も不要どころか排除しているのだから、HTML5どころか古き佳きIE 6でもそれなりに見られるものが作れそうである。実際 HTML5 + JavaScript というのは、Windows 8 でも Windows Phone でも First Class Environment だ。一ドットに一喜一憂せずにすむのは実にありがたいことではないのか?
触っていいの?
見やすくて作りやすい。この点に関して異論は認め難い。いいことづくめに「読める」Metro UIだが、実際使ってみると、外から眺めているだけでは欠点も感じるようになる。
その筆頭が、インディケーターとコントロールが区別がつきにくいこと。
そこに表示されているそれは、単に状態を表示しているだけなのか、それとも操作できるものなのか、一目でははわかりにくいのだ。
実例をあげよう。
iPhoneに完成度で劣るが、将来への期待を感じさせる - Windows Phone「IS12T」レビュー:ITpro
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左がiPhone、右がWindows Phoneだ。見やすさに関しては両者互角という感じであるが、右側を一目みて、一つ前のページに戻るにはどうしたらよいかすぐにおわかりになるだろうか?URLフィールドの左にある○が「現在リロード中」なのか「ここを押すとリロード」なのか判別がつくだろうか?そして右の「…」を押すと何が起こるかおわかりになるだろうか?
このわかりづらさが最も顕著になるのが、スライダー。
上からWindows Phone(IS12T)、Android、iPhoneであるが、「指にとってのわかりやすさ」もこの順で並んでいるのは確かだろう。それにしてもAndroidの画面の(見にくさ|醜)さは、Windows 3.xの頃を思い出させる。HQってなんだよ?そうでなかったら「アナログ」か?
余談であるが、Windows Phoneではローカルな動画はスライダーで早送り/巻き戻しができるのだがネット動画は対応していない。Windows 8はとにかくWindows Phoneはすでに出荷されているのだから一刻も早く対応するように。
だからといって、私はMicrosoftにAndroidのような小賢しい妥協をして欲しくない。コントロールが「読める」ようになるまで慣れが必要だというのは、Metroがデザイン言語である以上、避けられない宿命なのだから。
それに言語には言語の強みがある。一度話せるようになれば、一生忘れることはないのだ。
実際、7月末の発表会においてKDDI代表取締役社長の田中孝司氏も、「最初は非常に取っつきにくい印象を与える」と前置きし、「それを過ぎるとだんだん気持ちよくなってくる」と述べているように、ある程度時間がかかるようである。
これもまた、Metroが言語であることの傍証である。取っ付きにくいのはそれが外国語だから。話していくうちにそれは自然となり、ついには自分がそれを話していることすら意識しなくなる。
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意外に高い「互換性」
Appleのお株を奪いそうな捨てっぷりの Metro UI であるが、iOSを見ると実は結構「互換性」も高いこともわかる。というのもAppleもまた、デザインの簡略化を静かにしかし確実に進めてきたからだ。歴代の Mac OS X を見れば、ウィンドウが徐々に「薄く」なってきているのが見てとれる。Lionに至ってはMacBook Airなみの薄さだ。
iPhoneの画面を見てみよう。SMS/MMS、電話、iTunes、App Store、iPodあたりのアイコンは、「カバー」を外せばそのまま Metro UI になりそうには見えないだろうか?
下のロゴの「未来」はあくまで冗談なのだが、AppleはとにかくMicrosoftのそれは冗談ではないだろう。
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