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グーグル、2022年までに全製品にリサイクル素材使用へ


グーグルは5日、電子機器製品と配送に関する新たなサステナビリティの方針を発表した。同社は、2022年からすべての電子機器製品にリサイクル素材を使用。2020年までに、製品の配送に伴い発生する二酸化炭素の排出を実質的にゼロにするカーボンニュートラルを目指す方針だ。同社は今年6月、持続可能な世界の実現を目指し、限りある資源を最大限に再利用することで、サーキュラーエコノミー(循環経済)への移行を加速していくイニシアティブ「サーキュラー・グーグル」を発表したばかり。(サステナブル・ブランド ジャパン編集局=小松遥香)


グーグルは2022年以降、リサイクル素材をすべての製品に使用するとしているが、一製品あたりどれだけのリサイクル素材を使用するかについては明言していない。「可能な限り多くのリサイクル素材を使用する」という。米ビジネス誌『Fast Company』の報道によると、スピーカーを覆う生地をペットボトルをリサイクルした生地に切り替える計画案があるようだ。

2つの方針に加え、グーグルは「人を第一に考えてテクノロジーを開発し、より多くの人がテクノロジーの恩恵を受けられるようにする」という方針も発表した。

グーグルの電子機器部門でサステナビリティの取り組みを率いるアナ・ミーガン氏は、「スマートスピーカー『Google ホームミニ』やスマートフォン『Pixel』といった電子機器を製造し、お客様に届けるまでの過程で、多くの資源を使い、使い終わった電子機器は重大なごみ問題を生み出している」と見解を示す。

同社の現在の取り組み段階については、「人類、地球、そして私たちのコミュニティを今よりもより良くするために、製品を設計する段階からサステナビリティを組み込み、サステナビリティを製品開発やすべてのオペレーションで実施していくよう努めているところだ」と説明。

グーグルは2018年から製品の環境報告書の発行を始め、サプライチェーンの透明化に努めてきた。2017-2018年の1年間で、製品の配送過程で生じる二酸化炭素の排出量を40%削減した。

さらに、2023年までに、温度センサーとエアコンのコントローラーが一体化した人工知能を搭載した機器「Nest サーモスタット」を100万台普及することでエネルギー消費とコスト削減に貢献していく考え。プラスチック製の同製品はすでに使用済みのリサイクルプラスチックを使って製造されているという。

同社のサステナビリティ最高責任者(CSO)のケイト・ブランド氏は6月、「サーキュラー・グーグル」を発表した際、自社のサーキュラーエコノミーへの移行を加速させることに加え、「社会がサーキュラーエコノミーに本格的にシフトするためには、新しく、また通常では起こりえないような産業の垣根を超えた連携が必要になる」と話し、「パートナーシップ」の重要性を説いた。

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