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片山さつき、現代日本に喝!「空手も着物も守っていかないと」

 空手の道着に身を包み、凛々しく形をきめるのは、片山さつき地方創生担当相(60)だ。形を学ぶことは「あらゆる場面を想定することの重要性」につながるという。大臣が、いま思うこと、感じることをぶつけてもらった。

「空手の形を構えてみますと、ヨガよりも筋肉を使う感じですね。中高時代に、テニス部で、うさぎ跳びをしていたのを思い出すほどです」

 片山大臣は、こう言って笑う。意外にも空手との縁は浅くない。

「じつは、私は以前から自民党の諸先輩議員のご縁で、空手の大会で開会式の挨拶をしたり、トロフィーを渡したりさせていただいていました。

 女子選手も多く、『空手着は美しいなぁ』と眺めていました。露出度もそんなに高くないですから、今回、撮影で希望したんです。初めて着ましたが、ファッション的にもいいです。

 これから機会があれば、ちゃんと、空手の形を教えていただきたいですね」

 そう語ると、撮影時に形の指導をしてくれた川崎衣美子先生も、「姿勢がいいのできれいです」と太鼓判を押すのであった。

 さて、片山大臣は5月に、新天皇陛下が即位後最初に臨まれた「剣璽等承継の儀」に、女性としてただひとり参列し、憲政史上初の女性参列者となった。そのときも着物姿。じつは、着物に造詣が深く、今回は和装でも撮影した。

「今日は、絽(ろ)のお着物です。絽のお着物をあつらえる方が、いまは、あまりいなくなっているのです。このままだと真夏のお着物がすたれてしまう。絽とか紗(しゃ)の文化がなくなってしまうのです」

 絽、紗とは夏の着物として用いられる織物の種類。生地に目があいており、通気性がよく、盛夏を中心に着られる。

「さらに、『18歳成人』はよいことですが、全国各地の成人式が一律に18歳でおこなわれると、18歳の1月というのは、受験前の高校生などは忙しい時期です。

 もし、成人式で着物を着ないとなれば、一生、着なくなってしまうのでは……。また、着物を着付けるというお仕事も減ってしまわないか。そんなことを危惧しています」

 日本の格闘技である空手の形を構えて、着物を着て……。文化の継承のためですか?

「危機意識。国際化を進める今だからこそ、日本の伝統文化を守るべし、という使命感からですね」

 ほかにも、寿司、蕎麦、麺、豆腐、鰻など日本食を守る活動をしている片山大臣。「日本に喝」なのだ。

かたやまさつき
60歳 1959年5月9日生まれ 埼玉県出身 東京大学法学部を卒業後、大蔵省に入省。2005年、衆院選初当選。2010年に参院選(比例区)で当選し、現在2期目。自民党広報局長、副幹事長、総務副会長、政調会長代理等を歴任。昨秋より内閣府特命担当大臣(地方創生、規制改革、男女共同参画)を務める。『SPC法とは何か』(日経BP社)、『都市と公共の経済学』(中央経済社)など著書多数。そのほか最新情報は、公式HPにて

写真・野村誠一
着付け・関口慶子
ヘアメイク・菊池好美
空手指導・川崎衣美子

(週刊FLASH 2019年8月6日号)

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