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前場の日経平均は安値引け、496円安 2万0400円台半ばが下値めどか


[東京 5日 ロイター] - 前場の東京株式市場で、日経平均株価は安値引け。前営業日比496円29銭安の2万0590円87銭となり、大幅続落した。前週末の米国株主要3指数が下落したことや為替の円高が嫌気され、朝方から幅広い銘柄で売りが先行。取引時間中に一段と円高が進行しドル/円が一時105円台に下落すると、為替に連動する先物売りが強まり、現物指数を大きく押し下げた。

東証1部の騰落数では、値下がりが1988銘柄と全体の92%を占め、全面安商状となった。値上がりが132銘柄、変わらずが28銘柄だった。業種別でも東証全33業種が値下がり。中でも化学工業、電気機器、ガラス・土石製品、鉄鋼、機械などの値下がり率が大きかった。

中国人民銀行が設定した対ドル基準値が1ドル=6.9225元と市場予想より元安だったことで、当局が元安を容認したとの見方が出た。人民元は一段安となり、オフショア、オンショアともに1ドル=7元台へ下落。ドル/円は一時105.80円まで下落し、約7カ月ぶりの円高水準となった。

為替が1ドル105円台に突入したことをにらんで日経平均も下げたが、テクニカル的にいったんの下値めどは2万0400円半ばにあるとの声が出ていた。「今年は25日移動平均線からの下方かい離5%の水準で底値となっている。その水準が今は2万0458円近辺にある。6月4日の取引時間中の高値2万0464円57銭も意識される」(みずほ証券のシニアテクニカルアナリスト、中村克彦氏)との指摘があった。

個別銘柄では、 アシックス<7936.T>が全体の流れに逆行して上昇し一時ストップ高となった。前週末に発表された2019年12月期1─6月中間決算が当初計画を上回ったことが好感された。

TOPIXは2.40%安で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は1兆1553億円だった。

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