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Bingが本格リニューアルでソーシャル&Facebook連携強化

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先週、Googleのウェブ検索がナレッジグラフの本格導入で大きく変わったニュースをお伝えしましたが、日本語版はまだ未対応なこともあり、イマイチ変化の実感がわかない方も多いのではないでしょうか。実は同時期にマイクロソフトのBingもウェブ検索の仕様に変更があったのです。日本では存在感が皆無ながら米国ではまだまだ頑張っているBing、Googleもその内容に注目しているはずですし、今後のGoogleの仕様に影響を与えないとも限りませんから、変更の内容位は確認しておいては。– SEO Japan

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ビングが、検索エンジンを本日リニューアルしたと発表した。この発表では、ソーシャルを検索にもたらす点が強調されている。ちょっと待ってもらいたい!ビングは既にソーシャルを検索エクスペリエンスの一部として提供しているのではないだろうか?その通りである。しかし、ビングは、とりわけソーシャルの要素を新しいサイドバーの領域に移すことで、この分野を改善しようと試みている。

新しい機能は、数日のうちに米国のビングユーザーに提供され、その他の地域のユーザーには数週間以内に提供される見込みである。早い段階でこの機能にアクセスしたいなら、この通知ページを訪問しよう。

新しいビング

マイクロソフトの投稿では、“新しいビング”をどのように売り込んでいるのだろうか?コアサーチ、スナップショット & サイドバーの3つのカラムのデザインが目玉の機能として紹介されている。

  • コアサーチはビングが数年間加えてきたソーシャル関連のアノテーションを失くす
  • スナップショットはビングを去ることなく、特定の検索のリスティングに関する情報を提供する
  • サイドバーは検索とソーシャルの統合の新しいホームの役割を持つ

ビングは新しい機能を説明する短い動画を作成している(下に掲載)。この動画に目を通してもらったら、変更点を私独自の視点で紹介していく。

それでは、変更点を詳しく見ていこう。

ソーシャルサイドバー

最も大きな変更であるため、新しいソーシャルサイドバーをまずは取り上げる:

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サイドバーには、検索にどれだけ関連しているかによって(ビングが判断)、様々なソーシャルの要素が表示される。コスタリカを検索した結果が上のスクリーンショットである。すると、4つのメインの要素のうち3つが表示された:

  • 友達に尋ねる
  • 知っている可能性がある友達
  • 知っている人
  • アクティビティフィード

それぞれのアイテムを詳しく見ていく。

知っている可能性がある友達

「Friends Who Might Know」(フレンズ・フー・マイト・ノウ: 知っている可能性がある友達)のカラムでは、ビングにサインインしている場合、検索している事柄に関する知識を持っている可能性があるフェイスブック上の友達が薦められる:

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このケースでは、様々なフェイスブックの友達が提示されていた。フランク・グリューバー氏はコスタリカに関する写真を共有していたため、リストアップされていた。その他の人達がこのリストに掲載されたのは、コスタリカに関する様々なページをいいね!していたためだ。

マウスをリストアップされた友達の上に合わせると、薦められた理由を詳しく知ることが出来る。この例では、パティ・ベイリー氏はフェイスブックでコスタリカに関連する多くのページをいいね!していた。

価値があるのは一目瞭然である。コスタリカに旅行するつもりなら(今年の年末に実際に行くつもり)、通常の検索リスティングによるリサーチの他に、アドバイスを求められそうな友達を見つけることも出来るのだ。事実、ビングはこの作業を簡素化する機能を加えている:

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上の例では、私はパティ・ベイリー氏の隣の小さな人物/シンボルアイコンをクリックしている。このアイコンをクリックすると、検索のトピックを表示するボックスが現れる。このボックスには、希望に応じて、通常の検索結果のリンクをベイリー氏への質問と共に加えることが出来る。ポストボタンを押すと、質問がベイリー氏のフェイスブックのニュースフィードに送信される。

質問をすると、フェイスブックのタイムラインを閲覧することが可能な人はこの質問を見ることが出来るようになる。友達はこの質問に関する質問を受けるが、その友達はこの質問を見ることが出来ない。ダイレクトメッセージを送るようなものである。

友達に訊け

検索に関連する質問をしたい相手が表示されなかった場合はどうすればいいのだろうか?そんな時、サイドバーの上部にある「Ask Friends」(アスク・フレンズ:友達に尋ねる)ボックスが役に立つ。友達に一度に尋ねることが出来るのだ:

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検索を行った後、「アスク・フレンズ」ボックスに入力する。すると、入力した内容がフェイスブックの友達に自動的に送信されるのだ。 当然だが、この質問を見る友達はフェイスブックに左右される。フェイスブックの「エッジランク」アルゴリズムは、投稿を全ての友達に向けて表示するのではなく、特に興味を持ちそうな友達を推測しようと試みる。

よく見てみると、私の投稿は私のみに見せるようにタグ付けされていることが分かる。なぜこうなったのかはわからない。私がこの新しいビングの機能を公式にローンチする前に使ったことが原因なのかもしれない。もしくは、ビングがフェイスブックと連動することを許可した際に、私にのみアクティビティを表示するように制限したことが影響している可能性もある。

アプリに対して具体的にコントロールすることが出来る点を思い出させてくれる。フェイスブックで、アカウントの設定、そして、アプリにアクセスすると、ビングが表示されているはずだ。そこでアプリの投稿を閲覧することが出来る友達をコントロールすることが可能だ:

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そして友達が質問に返答すると、答えは次の画面のようにオリジナルの質問のセクションに表示される:

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また、これから説明するようにアクティビティのセクションでも返答が表示される。

ところで、グーグルは既にこのような機能を1月に導入している。詳細は「Googleの検索結果に「Google+で尋ねよう」リンクが現る」(日本語)で確認してもらいたい。 グーグル+の機能に関しては、介入し過ぎていると私は感じたが、ビング上の同様の機能は歓迎するべき機能のように思えた。

知っている人

ここまで紹介してきた機能は全てフェイスブック限定の機能である。友達にアドバイスを求めることが出来るが、あくまでもフェイスブックの友達のみである。その他のソーシャルネットワーク上の友達には尋ねられないのだろうか?あるいは、友達ではないものの、情報ソースとして役に立つ可能性がある人を探し出すことは出来るのだろうか?

ビングでグーグルを検索するとどうなるか考えてもらいたい。People Who Know(ピープル・フー・ノウ: 知っている人)のセクションには、グーグルのウェブスパムチームをけん引するマット・カッツ氏を含む様々な人物が表示される。カッツ氏の上にカーソルを合わせたところ、同氏のプロフィールが表示された:

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カッツ氏が表示されたのは、ビングがツイッターにアクセスして、グーグルの検索に関連する人物と判断したためだ。その通り、カッツ氏はグーグルの関係者である。また、「ピープル・フー・ノウ」から、ビングが見えないフェイスブックの罠からいかに上手く逃れているかが分かる。カッツ氏はフェイスブックのアカウントを2010年に無効にしていた。ビングがフェイスブックのみを頼りにしていたなら、カッツ氏は推薦する人物として表示されなかったはずだ。

しかし、ソーシャルサイドバーに表示されるのはフェイスブックとツイッターだけではない。ソーシャルな提案は、リンクトイン、クオラ、フォースクエア、ブロガー、そして、なんとグーグルプラスを対象としているのだ:

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上のスクリーンショットは、グーグル+とグーグルのソーシャルネットワークの取り組みの責任者であるグーグルの重役、ビック・グンドトラ氏である。グンドトラ氏のグーグル+のページはグーグルに関する検索に関連しているとビングによって判断されたため、薦められている。

ビングはどのようにグーグル+の情報を手に入れているのだろうか?単純だ。これらのページは既にビングがクロールした公開されているページである。この点についてビングは次のように説明している:

「ピープル・フー・ノウ」のコンテンツを手に入れるため、ビングは公開されているブログ、ツイート、そして、グーグル+の投稿を掘り出し、当該のトピックに関連する情報を探し出します。


また、ビングはピープル・フー・ノウのセクションで行われる推薦は、全てのユーザーに同じ人物が推薦されると明言している。フレンズ・フー・マイト・ノウと同じように、ユーザーごとにパーソナライズされるわけではない。

ビングはグーグルが提供していないサービスを提供しているのか?

グーグルが検索とソーシャルを統合する取り組みを修正し、今年の1月に導入したサーチ・プラス・ユア・ワールド(日本語)が引き起こした論争を覚えている人もいるのではないだろうか。簡単にまとめておく:

  • グーグルは、フォローするべきアカウントを提案するピープル & ページボックスを新たに加えたものの、グーグルプラスのアカウントしか採用されなかった。
  • エコ贔屓を指摘されると、グーグルは、意図的なブロックが原因でその他のソーシャルネットワークから必要な情報を入手することが出来なかったと主張した。
  • ツイッターとフェイスブックは、この問題を解決するべく、オープンウェブのデータを使って、手っ取り早く「悪魔に身を落とさざるべし」(日本語)ツールバーを作成した。

現在、ビングもオープンウェブのデータを利用して、グーグルよりも多くのソーシャルネットワークを活用した推薦を行っているようだ。グーグルさえも対象にしているほどである!これはグーグルへの切り札として使われることになるだろう。

しかし、グーグルはビングのようにはオープンウェブから同じデータを得ることが出来ないと主張している。ツイッターは、昨年グーグルからのアクセスを閉鎖しており、グーグルがオープンウェブのデータすら得られないようにしている。グーグルがツイッターとの契約を更新したとしても、いつか消えるかもしれないデータを基に機能を構築するのは二の足を踏むだろう。一方、フェイスブックは公開している投稿をオープンウェブに放出する行為を禁止しているように思える。

ビングは、ツイッターとフェイスブックと提携を結ぶことでこれらの問題を回避し、また、グーグルによる妨害も受けていないようだ。グーグルとツイッターには過去のいざこざを忘れ、フェイスブックにも完全にデータを開放してもらいたいと私は望んでいる。この問題に関する私の見解は次のエントリで確認してもらいたい: サーチ vs ソーシャル戦争を終結させるソーシャルデータ法案4条(日本語)

アクティビティ

サイドバーの最後の要素がアクティビティのセクションである。 これはビングのフェイスブックとの統合を介して行われる、ユーザーが投げかけた質問、もしくは知り合いによって投げかけられた質問の連続したフィードである:

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上の例は、ビングのVP、デリック・コーネル氏がフェイスブックの友達に質問をしている画面である。私は友達の一人であり、同氏の質問が私のアクティビティフィードに表示されている。このフィードをクリックすると、返答することが出来るようになり、カーソルを合わせると、質問への全ての返答が表示される。

自分の質問にカーソルを合わせると、受け取った質問を見ることが出来るようになる:

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残念ながら、アクティビティのセクションから特定の質問に対してフェイスブックに飛ぶ機能も、そして、すべてを確認することが可能なアクティビティページの類も用意されていない。ビングを利用しており、返答をチェックしたい際は、奇妙なことにフィードを表示させるために検索を行う必要がある。検索を行わない場合は、フェイスブックのタイムライン、もしくは友達のページにアクセスして返答を探し出さなければならない。

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