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【両院議員懇談会】参院選挙に関する意見交換を実施


 立憲民主党は2日午前、両院議員懇談会を開催、先日行われた参院選挙に関する意見交換などを行いました。

 冒頭、枝野幸男代表は昨日の体調不良について「急性胃腸炎、いわゆる食あたりによる発熱ということだった。昨日一日中汗をかきながら寝ていましたら下がりました。ご心配おかけしました」と報告。意見交換については「今回の反省点、教訓を踏まえて次の政権選択選挙にしっかりとした、より大きな成果をあげていけるよう皆さんから今日は忌憚のないご意見をうかがいたい」とあいさつをしました。

 また終了後、福山哲郎幹事長は会議で次のような意見があったと明かしました。

○政権構想について早く準備をしてほしい。衆院選挙がいつあるかわからないので、政権構想を早く野党間、もしくは文化人や学者、ジャーナリストなど外部の人も巻き込み、どういう政権を作るのか政権構想の委員会なりを立ち上げてほしい。

○広報戦略について、特にネット上の広報戦略の対策について、今回の選挙で躍進をしたり議席を獲得した他党の政見放送やSNSの使い方も含めて参考にすべき。今後さらなる工夫が必要ではないか。
 幹事長からは、実際に財政的な面も含め広報戦略に費用がかかり、一定の限界がある中で、今回はやらせていただいたと説明。

○政策は全体としてまとまっているが、一言で何がやりたいのか、他党と比べ、もう一つ分かりやすさが欠けていたのではないか。特に、地方に対して農業政策や少子高齢化等について一言で言って分かる政策がほしかったので今後も工夫をしてほしい。少し都会型の政策志向になっていたのではないか。

○厚みやバックグラウンドがある政策について、厚みやバックグラウンドがある分、一言では伝わりにくい。そのバックグラウンドの厚みをどう短期間の選挙で伝えるか、少し工夫が足りなかった。紙媒体だけでは限界があるので、その工夫をしてほしい。

○衆院選挙に向けてどういう枠組みで戦うのか。野党共闘といっても、どういう形にするのか、早く枠組みの提示が必要。野党同士の関わり方、連携の仕方、政権の枠組み、選挙の枠組みなど、早々にまとめて準備を始めないと解散風を吹かされて足をすくわれる可能性もある。

○小選挙区の一本化についても、今の流れの中で早く準備をしてほしい。

○比例の候補者も含め、落選者とコミュニケーション、ケア、話を聞くというようなことも含めやってほしい。

○低投票率について、立憲が期待を持たれず下がったことについて分析をするべき。

○選挙の雰囲気、投票に行こうといったことをどう盛り上げていくのか、チームを作りいろいろな仕掛けが必要ではないか。

○女性候補者を多く擁立できたことは大変良かったが、それに加えて女性の支持をうける政策がしっかり伝えられたかどうか、応援しようという空気に繋がったかどうか。

○青森の候補者が非常に良かったのに落選して残念。朴訥(ぼくとつ)とした感じの候補者がなぜあそこまで得票を重ねられたのか。またこの候補者の政見放送は非常に評価が高い。分析をして良かった点を参考にしてほしい。

 さらに、福山幹事長は(1)立憲に対して2年前に比べると期待感が落ちている。この原因は一体何かしっかり分析をして次の衆院選挙に臨まないと、既成政党化し、国民の期待がどんどんもらえなくなる(2)立憲が立ち上げたときの危機感、その時の気持ちをしっかり国民にもう1回伝えるという思いで衆院選挙に向けて準備をしてほしい(3)各野党との連携の仕方について、次の戦略を組み立ててほしい――という意見が多かったと報告しました。

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