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「ワンイシューでいくには限界がある」N国と渡辺喜美氏が新会派"みんなの党"を結成

BLOGOS編集部

「NHKから国民を守る党」(N国党)の立花孝志代表が30日、参議院議員会館で会見を開き、無所属の渡辺喜美参議院議員と、新たな会派「みんなの党」を結成することを発表した。「みんなの党」代表は渡辺議員になるという。

渡辺議員は「会派結成をみんなの党復活の第一歩にしていきたい」と話した。

渡辺議員は、旧みんなの党(2009年に結党し、一時は二大政党に次ぐ「第三極」と呼ばれたが14年に解党)代表を務め、過去には行政改革担当大臣などを歴任した。

「NHKから国民を守る党」は前日の29日に北方領土問題の”戦争発言”で日本維新の会を除名された丸山穂高衆議院議員の入党を発表していた。立花代表は、ほかにも複数の国会議員に入党を打診していることを明らかにしている。

渡辺議員「NHKのスクランブル放送について深く考えたことはない」

BLOGOS編集部

立花代表と渡辺議員は26日に会談し、立花代表からN国党への入党を渡辺議員に要請。しかし、入党は断られ、新たに会派を組むことで合意に至ったという。

渡辺議員はN国党が公約に掲げるNHKのスクランブル放送化について「深く考えたことはありません」とし、「ただ、確かに、個人の実感で考えても月々2,800円は高いなと正直思いますね。公共放送として、強制的に徴収をするのであれば、この課金のシステムと値段は考えた方が良いのではないでしょうか」と述べた。

立花代表は「入党もお願いしたが、みんなの党の理念・政策の体形が渡辺先生の頭の中にあり、無理を通すことは今回いたしませんでした」と説明した。

会派の代表には渡辺議員が就き、党議拘束はかけない。渡辺議員は「議案に対しては独自の態度決定を行っていく」と述べ、立花代表は「お互いに希望する委員会に入れる可能性が上がり、質問時間が増える」と話した。

立花代表「私は渡辺先生のファン」

BLOGOS編集部

立花代表は、渡辺議員について「2009年に一人で政党を立ち上げ、国会議員を5人集めて政党を立ち上げた姿を尊敬しながら見てきた、いちファンであります」と打ち明ける。2012年の衆院選では、同党からの立候補を自ら打診していたという。その際は断られ、大阪で別の候補者の選挙事務所でスタッフとして働いた。

また、今回の会談をする中で「やっぱり政治って難しいな、僕は素人だなって。わからないんですよ、渡辺議員がおっしゃっている意味が」と本音を吐露。NHKのスクランブル放送化というシングルイシュー主義からの転換も考えるようになり、心が揺らいでいる状態だという。

立花代表は現時点でシングルイシュー主義を止めることを考えているわけではないと前置きした上で、「ワンイシューでいくには限界がある」。

「しっかりとした政策を並べて政治的な色をつける方が、拡大は早いのではないかと思っています。憲法改正のキャスティングボードを握るだけの議席を持てば、NHKのスクランブル放送の実現もできる」とし、党員に相談をした上で、10日の臨時総会で最終な決定をしたいとした。

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