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障害者当選で参院バリアフリー化

参院選で、れいわ新選組の難病患者の男性と重度障害がある女性が初当選したことを受けて、参院議員運営委員会は、25日の理事会で、2人に採決時の押しボタンを介助者が代理で押すことを認め、大型車いすが入れるよう本会議場後方の議席を改修することを確認しました。

当選した船後靖彦氏は、筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者で、手足を動かせず声が出せません。木村英子氏は、脳性麻痺で首から下を自由に動かせません。ともに国会活動には、ベッド型の大型車いすでの移動や介助者が必要になります。参院選比例代表で約228万票を集めて政党要件を満たした、れいわ新選組は、山本太郎代表が日本社会で強まる同調圧力への抵抗を訴えるとともに「こんな死にたくなるような社会、変えようよ」と弱い立場の人たちに「決起」を促し、共感の輪を広げました。

木村氏は自身が参院議員になることで「障害者や社会的弱者が住みやすい国になってほしい」と強調しています。野党も連携への期待感を示しているが、党運営が課題と報じられています。船後氏と木村氏を優先枠にしていたため、代表で最多の得票をした山本氏は、落選しました。

山本氏1人の突破力に頼るれいわを、政党として成長させる道筋は見えない、とも言われています。それでも、重度の障害を持つ2人が当選したことで、国会のバリアフリー化が進むことの意義はあると思います。今回、無所属で当選し、国民民主党に入党した横沢高徳氏も車いすの利用者です。

これまでも視覚障害のある議員がいた時には、そのための対応がなされましたが、国会全体として取り組むという機運は薄かったように思います。

障害の有無などに関係なく、国会に代表を送り出せる環境を整えることが大事だと思います。障害者が国会にいることで、障害があっても生活しやすい社会が実現していくことを願っています。

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