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独環境大臣レトゲン氏が更迭

キリスト教民主同盟(CDU)の希望の星とも言われていた46歳のレトゲン氏はCDU党のNRW州党首でもありました。 立候補は党員の選挙で選ばれますが、レトゲン氏は党員の96.4%の票を得て立候補。 三年前に環境大臣になった時に、レトゲン氏はかなり期待されていました。頭がよく、出世願望があって、ルックスも悪くはなく、首相と仲が良い。ということがあって、「環境」というテーマは内閣府に強い位置をしめるとは期待されました。

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「Muttis Klügster」(ママ《=メルケル》の頭が一番いい息子)といわれ、メルケル首相に続いて、首相になるでさえ噂されました。

しかし、本当に環境と言うテーマに興味を持っていないという印象を持っている記者も少なくありません。  結局のところ、自分の意見を押し通す事はあまり出来ませんでした。 あんなコネのある、頭の良い、強い党を背景に持っている大臣はエネルギー効率性、再生可能エネルギーの促進を担当するはずだったのに、衰弱している自由民主党(FDP)のレッスラー氏に負けているように見えました。

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このレトゲン氏はCDU党NRW州の党首でもあって、先週末に行われた選挙ではたった26.3%(-8.3%)を得ました。CDU等のNRW州史上で最悪の結果。 前選挙の34.6%からせいぜい30-33%まで減ると世論調査で予測されていたのに対して、1-4%どころではなく、8%に近い票も失われました。 NRW州はもっとも人口の多い州であり、人口はオランダと同様です。さらに、経済はトルコと同じ大きさだそうです。(ちなみに、左はドイツNRW州ボン市内の選挙区の投票紙です。左欄には直接一人の候補者に票を入れ、右欄は党に票を入れます。直接候補者に投票すると、 小さい党は票を得られないので、立后法していないのはほとんどです。)

敗北した当日の日曜日には、党首を辞任しました。それから、16日に環境大臣の座からも降りた。というよりは、降格された? メルケル首相はとても短い記者会見でレトゲン氏を環境大臣の役を解職すると大統領に提案したと発表。 月曜日では「筋の通ったエネルギー転換を実現するため、持続性は必要です」といったメルケル氏は選挙戦に9回もNRW州に足を運んでいましたけど、

「環境大臣の更迭には首尾一貫している。NRW州の選挙だけではなく、エネルギー転換を台無しにした。それからドイツはヨーロッパで、いや世界で環境保護で下位に転落したからです。ドイツは率先に立っていた人だったのに、エネルギー効率性、気候保護とうとうというテーマでは今は妨害する側に立っています。天然ガス給送と言うテーマでは二年間内にははっきりとした規則を押し通す事が出来ませんでした。 出来たら同時に経済大臣も代えて欲しいです。新しい経済大臣が決まってから、総合的なエネルギー転換の政策を立てないといけません。」と社会民主党の代表が批判しています。

しかし、結局のところ、政治的立場があんなに衰弱した政治家にあんなに大事な課題を任せる訳には行かなかったと思っていたでしょう。 脱原発、再生エネルギーはもともとみどりの党、それから数年前から社会民主党(SPD)のテーマでもありました。CDU党は脱原発、再生エネルギー、送電線増築、蓄電技術研究開発の促進といったテーマに成功していなければ、将来は票数はさらに減る見込みあると思っている政治家、いや有権者も少なくありません。

ペーター・アルトマイヤー氏は環境大臣の座に就いた。アルトマイヤー氏は今までドイツ国会CDU・CSU党派の業務執行者でした。 つまり、審議・決裁の前に多数決にあるようにアレンジして、他党と交渉し、237人もの議員を団結させる仕事でした。

脱原発はきっぱりと決めては、まだまだ道が遠いです。 アルトマイヤー氏の印象はとにかくメルケル首相に忠実であって、どんな嵐の中に巻き込まれているところでも、いつも堅実のある人、仲間より信頼感を与えている政治家というイメージでした。特にユーロに関する決断では簡単な仕事ではなかったけど、一度もしくじった事はなかったですヴルフ前大統領の騒ぎでも、テレビに出てコメントをしたのはアルトマイヤーだけでした。非難されても、冷静かつ賢明にこたえただけです。

出身はザーランド州であって、フランスの国境に近い州で、フランス語圏にも親近感を持って、90年代にはEU委員会の方専門家としてブリュッセルに働いていました。 私は機能だけ購読したけど、ツイッターアカウントも割と印象が良いそうです。毎日に政治姿勢を支援・反対する方とやり取りしています。しかも、英語、フランス語、オランダ語でもつぶやいています。これは本当のヨーロッパの政治家! アルトマイヤー氏はレトゲン氏と同様いわゆる「ピッツァ•コネクション」のメンバーであった。あるボン市内のイタリア料理店によくみどりの党の党員と仲良くして、昔から環境に興味を持っていると思われそうけど、そうではありません。 

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レトゲン環境大臣が更迭されて、後任者には巨大な課題を残しました。エネルギー転換。 ドイツの新聞に書かれてある課題

※ 太陽光発電改革に関しては、野党の要請にこたえて、ドイツの太陽光発電メーカーを支援続ける事になるでしょう。電気料金が高くなる恐れも。
※ エネルギー効率性はまだあまり動いていません。レトゲン大臣は連邦レベル•州レベルで建物のエネルギー効率性向上が目的の何10億ユーロ程度の税優遇を交渉したところ、経済大臣が邪魔して、提案はゆるくなりました。 それもEUの提案に反して!(この環境保護大国ドイツをダメにする気か?)
※ 新しい火力発電所をブロックせずに太陽光発電•風力発電所はどのように促進しますか。太陽光発電•風力発電所は優先され、火力発電は必要なのに、割があまりあいません。今までは再生可能エネルギーは内因的に競争力のアルエネルギーにするモデルはまだありません。
※ 蓄電•送電分野でもまだまだ足りません。今は蓄電の研究に巨大な金額が投資されています。今2割となった再生可能エネルギーの割合は今の送電線は絶えていません。何千キロの送電線は必要でしょう。
※ 脱原発は決まったとしても、廃棄作業についての計画はまだありません。最終貯蔵施設についても何も決まっていなく、野党と与党の意見が食い違っています。

どうなるんでしょうかね?頑張ってほしいのは確か。

とりあえず、@peteraltmaier大臣をツイッターでフォローしました。

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