- 2019年07月23日 16:30
れいわとその他の野党の関係は、どうなるのがいいのか
れいわ新選組があちこちの野党から引っ張りだこのようである。
共産党から統一会派のお誘いが来ているというのには、さすがに驚いた。
立憲民主党もれいわとの連携を志向しているようだ。
ご自分たちの支持者の票がれいわに流れそうだから、戦々恐々とでもしているのだろう。
ここで有頂天にならないのが、山本太郎だろうと思う。
上手に立ち回るはずである。
れいわは、れいわだからこそ多くの人を惹き付けたと言っていい。
共産党や立憲民主党の色が付いてしまえば、228万票の大半がどこかに消えてしまうと思っていた方がいい。
れいわには共産党や立憲民主党を超える何かがある、と感じたからこそ大勢の人たちが山本太郎を支持したはずである。
山本太郎は、自分の道をこのまま突っ走った方がいい。
れいわにあって、共産党や立憲民主党にないものは何か。
既成政党にはない手作り感。
様々なしがらみに絡めとられて自由に物が言えない既成政党に付きまとう重苦しい空気を一挙に吹き飛ばすような軽快なフットワークと活動。
ターゲットを絞った、聴衆に分かりやすい、歯切れのよい演説。
特定の団体や自分自身の個人的な利益の獲得を一切目指していないように見える政治家としての本気度。
等々であろう。
れいわは、あくまで独自路線を歩むことである。
一切妥協しない方がいい。
誰からも指示されず、誰にも阿ねない。
厄介な存在になることである。
寄付の申し出が既に4億円を突破したという。
大したものである。
さて、この勢いはつまで続くか。
ちなみに、れいわの熱気をもってドイツにおけるヒトラーの誕生を想起させると危惧される識者がおられるが、私が見ている限りでは、今の日本の国民は、そうそう簡単には洗脳も扇動もされそうにない。
念のため。