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橋下氏、徴用工問題めぐる日韓の応酬に「日本と韓国も、僕と百田尚樹さんのようになればいい」

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 18日放送のAbemaTV『NewsBAR橋下』に出演した橋下徹氏が、徴用工問題と日本の対抗措置、さらにヒートアップする国民感情について、カンニング竹山の質問に答えながら、次のように意見を述べた。



 日本としては、なんとか話し合いをしていこうということだったけど韓国が拒絶したから輸出規制をした。韓国の方から協議しようとなれば、話し合いが始まるはずだ。それまでの間は対抗措置をやってもいいんだけど、報復合戦になると日本にも影響が出てくる。注意しないといけないのは、日本は尖閣問題の時に中国にレアアースの輸出規制をやられた。もちろんWTOに訴えたんだけど、同時に中国に頼らないようにもした。今回、韓国はフッ化水素などを日本が輸出しないなら自前でやろうと言っている。

 対抗措置を取るんだったら、やっぱり勝つ戦さをしないといけないと思う。そして、もちろん民主国家だから難しいとは思うけど、僕がもし韓国側だったら日本への観光客を絞り込むという対抗措置を取ると思う。日本各地の自治体が韓国からの観光客で潤っているから。中央の国会議員はそういう現場のことを知らないから輸出規制だと言っているけれど、自治体から観光客が来なくなったと言われた時に、国会議員が耐えられるだろうか。

 同じことをやり返すのが報復の鉄則だから、韓国国内の日本の財産を差し押さえられたのなら、逆に日本国内の韓国企業の財産を押さえたらいい。「そんなことできるんですか、橋下さん」って言う人もいるけれど、そこの知恵を絞るのが国会議員だろうと思う。

 ただし、徴用工の問題について僕は"韓国側の立場も理解せよ"と言い続けてきたし、そのことで批判も受けてきた。

 皆は"1965年の日韓基本条約で全て終わりだ"と言うんだけど、法律的に厳密に考えたら問題もある。例えば締結に至る前に韓国側が要求してきた8項目の中には、未払い賃金を労働者にちゃんと払いなさいよ、というものが含まれていた。結局それらは日本側が8億ドルの経済支援を行うことでチャラにしましょうということで合意したんだけど、慰謝料は含まれてはいなかった。そこが今回の韓国側の言い分。

 また、1910年の日韓併合条約締結後の植民地政策について、日本は合法だったという立場だけれど、韓国は絶対に認めず、違法だったという立場を取っている。これも揉めた結果、とりあえず玉虫色にしてしまった。そこから、「1910年以降の違法な植民地政策の中で徴用工の問題が出てきたので、慰謝料は請求できる」という韓国側の理屈が出てくる。これらの言い分は、確かに一理ある。僕は韓国の言い分に乗ろうととは思わないし、もっと反論して突き崩していけないと思っている。

 だからこそ、"日韓基本条約で全て終っている"で終わらせるのではなく、相手の言い分を理解した上で、法的に詰めていかないと。本当は国際司法裁判所で言い分をぶつけ合えばいいんだけど、韓国は嫌がってる。それはやっぱり日本に分がありそうだと思っているからなのかもしれない。でも、テレビのコメンテーター達はそういう話をしない。だから僕が言うと「韓国に見方するのか!」って言われる。

 そして、こういう問題は、最後は政治決着でもある。これ以上、いろいろなところに賠償の問題が広がらないよう、日本の言い分を聞いてもらう代わりに、何か別のことで韓国に土産を渡すと。政治ってそういうものだから。

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