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丸川、武見両人当選でほっと一息

 第25回参議院選挙が終わった。自公で過半数を上まわり、6年半を越えた安倍政権が信任された形となった。

 ただ憲法改正の国会発議に3分の2が必要なのに、そこには及ばなかったことが残念に思われる。

 トランプ大統領が執拗に安保条約の片務性を強調し、日本の防衛上の責任や負担を求めている時代、しかも朝鮮半島や中国の動きを見ると、日本を取り巻く環境は著しく悪く、まさに国会で国の安全保障を充分に論議しなければならない時である。

 憲法で陸海空軍を禁止しているのに、自衛隊が存続して大活躍している。自衛隊を合憲としているのはもっぱら解釈論だ。こんなごまかしはもうこの辺でやめるべきだ。いつまでも憲法論議をタブー視していてはいけない。安倍政権が国民に支持された状況を踏まえ、国会の場で堂々の憲法改正の論議をしてもらいたいものである。

 自民党都連最高顧問の立場で、私は丸川珠代、武見敬三両候補を勝たせねばならない役目であった。耳鳴りの苦労は続いていたが、そんなことを言ってはいられない。連日二人の応戦で街頭に立ったり、演説会を開いたりして獅子吼した。

 投開票の21日、圧勝と予想されていた丸川選挙事務所に早々に飛び込んだが、なんと投票終了の20時に即当確が決まって万歳となった。

 丸川議員の実績、何よりも必死な選挙運動が功を奏した。当選挨拶でも、わざわざ私の名前を挙げて感謝し、それがそのままテレビで流され私の応援者から喜びの電話が来たものである。来年の知事候補に出したい、私の本音である。

 武見候補は文字通り苦戦で、マスコミの調査で7番目とあった。それをまともに話す党の幹部もいて、かえって支持者の士気を衰えさせた。私は必死でこれを否定し、「支持は確実に上昇中、必ず勝てる」とあらゆるところで強調した。

 勝てないと思ったら支持者は減る、これは選挙の常識なのである。

 当確が決まったのは夜中の1時、そういえば前の選挙の時もそうだった。立派な候補者で実績もあるのだが、強いて言えば、本人に若さや華やかさがないということか・・・。

 都議会で野次られ話題になった女性、スキャンダルでも平気だった女性、小池知事と別れて区長選挙に出て落選した人、要するに話題になった人達が悠々の当選だった。全国的に見ても「きれい」とか「若い」だけで選ばれた人も多い。 

 参議院は6年任期で解散がない。腰を落ち着けて、日本の今日と未来を考える大事な良識の府だ。衆議院のカーボンコピーのような現状から、本来の姿に戻って欲しい。戦いすんで疲れた頭で思うことはそればかりであった。 

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