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五輪担当大臣を射止めるのは三原じゅん子か橋本聖子か

五輪担当大臣は決まりか(時事通信フォト)

 参院選が終わった自民党内の関心は内閣改造に移っている。「これで初入閣は決まり」。そう見られているのが党女性局長の三原じゅん子氏だ。国会最終盤の参院本会議で野党を「愚か者の所業」「恥を知りなさい」とこき下ろしたド迫力の演説が注目され、“女王様キャラ好き”といわれる安倍首相から政見放送のお相手に抜擢された。

 ところが、その政見放送では女王様から“ホステス”キャラに様変わり。

「トランプ大統領を大相撲に招待するなど、総理は蜜月ぶりを世界に存分に発信しておられますね」と安倍ヨイショに徹し、

安倍「この前の三原さんの参議院本会議での演説は、すごい迫力でしたね」
三原「野党に『恥を知りなさい』と申し上げたら、すさまじい反響でした」

 と互いに褒め合い、ネットでは「場末のスナック」と評されてしまった。

 一躍売れっ子となった三原氏は参院選でも応援演説に引っ張りだこ。全国を回って「貢献度大」とされ、入閣は確実な情勢だが、注目されるのはポストだ。本人は、「東京五輪に向けたテロ対策や、受動喫煙問題の解決を前進させたい。そのために私は国会議員になった」と公言しており、意中のポストは東京五輪・パラリンピック担当相との見方が有力だ。

 しかし、次期五輪相候補には強力なライバルがいる。自民党参院議員会長でJOC副委員長、何より選手として7度の五輪出場を誇る橋本聖子氏だ。森喜朗・東京五輪組織委員会会長の“秘蔵っ子”で次の入閣は既定路線とされている。ちなみに橋本氏も三原氏も前回の東京五輪の年(1964年)に生まれた。

 2人と親交がある自民党ベテラン議員が語る。

「三原さんは“恥を知れ”発言で安倍総理から高く評価されている。2人とも入閣の可能性が高いが、橋本さんは病気療養中の池江璃花子選手に関する“五輪の神様”発言(*注)で批判もあるから少子化担当相などに回り、勢いのある三原さんが五輪相を射止めるんじゃないか」

 恥じらいなきヨイショで表彰台に一番乗りか。

【*注/白血病を公表した水泳の池江璃花子選手について「オリンピックの神様が池江璃花子の体を使って、オリンピック、パラリンピックというものをもっと大きな視点で考えなさい、と言ってきたのかなと思いました」「池江選手を使って、私たちに叱咤激励してくれているとさえ思いました」などと語った】

※週刊ポスト2019年8月2日号

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