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「野党は反対ばかりしている?」を客観的にデータ検証してみた@2019年版

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◆「野党」に対するイメージ

「野党は対案を出さずに反対ばかりしている。」

安倍首相を中心とした政権与党幹部などからは、こうした趣旨の発言が繰り返しメディアなどを通じて発信されます。

しかしながら、本当に野党は、法律案・対案を出さずに与党が言っていることに対して反対ばかりしているのでしょうか?

今回はそれらの意見をファクトチェックするために、様々なデータをもとに検証してみました。

◆立憲民主党は、政府提出法案に約80%賛成している

2017年10月に立憲民主党が結党されてから一年半。

2017年11月に開会された第195回国会から2019年6月に閉会された第198回国会を見て参ります。





【データから見える客観的事実の要点】

立憲民主党 会派は、政府提出法案に79.5% 賛成

国民民主党 会派は、政府提出法案に82.2% 賛成

最も賛成率が高かったのは、日本維新の会の86.8%

最も賛成率が低かったのが、日本共産党の53.4%

◆詳細データ↓
https://docs.google.com/spreadsheets/d/e/2PACX-1vRP7b0ylQIK0jPVlDN93QHDZA9FroReBp5-RTQBdT8j8ZM3xq47G3Xj8LLOnjStilJldpFcv3Y-pifO/pubhtml?gid=0&single=true

これが紛れもない客観的なデータ検証の結果です。

日本維新の会は、政権に近いとされている党でありますが、客観的データからも賛成率が一番高いというデータが出ております。

また、賛成率が一番低い共産党でも、政府提出法案に53.4%賛成をしております。

「共産党は何でも反対」という発信をされる方がおられますが、過半数以上賛成している事実を客観的に踏まえれば、是々非々の賛否両論で挑んでいるといった表現などが正しいのではないでしょうか。

そして我等が立憲民主党は、79.5%と、約8割賛成をしております。

立憲民主党は、野党なのに政府が言っていることに対して、賛成ばかりしていてけしからんと、お叱りを頂くこともあるかも知れませんが、やはり良いものは良い、悪いものは悪いというスタンスで生産的な議論を進めていきたいという想いからであります。

もし周囲に「野党は反対ばかりしている」という発言をされる政治関係者がいたら、その方は、内容が嘘偽りだとわかっていてもプロバカンダとして意図的な印象操作を行っているか、もしくはファクトチェックを行わず、ステレオタイプで情報発信をしている無知の極みであるかのいずれかである可能性が高いと思います。事実誤認をしている方がいたら客観的なデータを踏まえた事実を是非お伝えください。

◆注目して欲しい反対している20%

データから見ても明らかな通り、私たち立憲民主党は、ライバルである政権与党の提案であるから何でも反対をしているわけではありません。

平和で豊かな国民生活を創ることを念頭に、深く審議した上で、賛成すべきであるか、反対すべきであるかを判断しているからこそ、与党提案の法律案に約8割賛成しております。

そうした中で、みなさまに注目して欲しいのは、立憲民主党が反対をしている2割の法律案についてです。

多くの法律案に賛成しているにも関わらず、2割の法律案には反対しているのには、必ず理由があります。

反対している法律案には、明らかに反対すべきおかしなポイントが存在しているのです。

例を挙げれば、

「党利党略で自民党国会議員の身分保障を優先した参議院議員定数6議席を増やす法案」

「成長戦略、依存症対策などあらゆる面で疑問だらけなのに、賭博ギャンブルを解禁して実行するカジノ法案」

「捏造データをもとに審議を続けてきた、働き方改革関連法案」

など、世論調査を見ても国民の多くが疑問を持ち、反対している方々が多数派を占める法案ばかりです。

今後、私たちが反対している法律案があった時には、

「野党だから反対している」

と思うのではなく、何かしらの問題があるから侃侃諤諤の議論を与野党で行っているのだなと客観的な目でご注目頂けましたら幸いです。

そこには、必ず反対すべき「明確な理由」があることがおわかりいただけると思います。

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