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【ジャイアント・イーグル】、食品スーパーがスキャンレスなチェックアウトフリー実験!

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■クローガーからウェグマンズまで多くのスーパーマーケットがスキャンしながら買い物を行うセルフスキャニングシステムをテストしている。お客がスマートフォン・アプリで商品バーコードをスキャンしながらアプリ決済もしくはレジで決済を行うシステムだ。ウォルマート傘下のサムズクラブは2016年10月にスキャン&ゴーを全店に導入し成功している事例もある。

このシステムとは異なり、レジなしコンビニエンスストアのアマゾンゴーのように店内にあるカメラやセンサーによって利用者の行動を追跡し、購入したい商品を手に取り店を出ていくだけの「ジャスト・ウォーク・アウト(Just Walk Out)」のようなシステムをテスト導入するスーパーマーケットがある。

ペンシルベニア州を中心に460店を展開するジャイアント・イーグルは16日、チェックアウトフリー技術を提供するシリコンバレーのスタートアップ企業のグラバンゴー(Grabango)と提携したことを発表した。

ジャイアント・イーグルでは商品バーコードをアプリでスキャンする「スキャン・ペイ&ゴー(Scan Pay & Go)」のテストをすでに行っているが、グラバンゴーとの実証実験ではチェックアウトフリー技術のテストを開始する。

グラバンゴーのチェックアウトフリー技術はスキャンする必要もなく改札口のようなゲートで通過する必要もないという。

顔認証などもなく、カメラやセンサーで得たデータから利用者と商品の動きを把握し、人工知能(AI)のディープラーニングを駆使して正確に決済する。

支払い方法はアプリ上で決済を行うキャッシャーフリーに、レジでキャッシュ等の支払いも可能になる。なおテストの時期や店の場所などの詳細については明かにされていない。

 レジなしコンビニエンスストアのアマゾンゴーのオープン以来、スーパーマーケットから大手チェーンストアまでセルフスキャニングシステムを導入する事例が相次いでいる。スキャン&ゴーを全店に導入したサムズクラブは、スキャン&ゴーをフューチャーした小型店「サムズクラブ・ナウ(Sam's Club Now)」をダラス近郊に出店している。

スーパーマーケットチェーンで全米最大となるクローガーは「スキャン、バッグ、ゴー(Scan, Gag, Go:SBG)」を傘下のスーパーなど400ヶ所以上に拡大。約1.5万店を展開するダラーストアのダラーゼネラルもスキャンしながら買い物を行う「DGゴー(DG Go)」のテストを行っている。

モバイルチェックアウトでは10年前から導入しているストップ&ショップの専用アプリとスキャニング端末の「スキャン・イット(Scan It)」事例もある。テキサス州などに約400店舗のスーパーを展開するHEBはキャッシュレスのアプリ決済サービス「HEBゴー(HEB Go)」を20店舗近くでテスト展開している。

ダラスではコンビニエンスストアのセブンイレブンも一部店舗でアプリ決済の「スキャン&ペイ(Scan & Pay)」をテスト。ミシガン州で140店展開するスーパーのスパルタンナッシュもアプリ決済「チェックアウト・ナウ(Check Out Now)」を2店でテスト中だ。

ミシガン州を中心に中西部6州にスーパーセンターなど約240店を展開するマイヤーも「ショップ&スキャン(Shop & Scan)」をシカゴの店舗でも開始した。ウェグマンズも「ウェグマンズ・スキャン(Wegmans SCAN)」のテストを開始した。

 アマゾンゴーと同様にカメラやセンサーを通じ人工知能(AI)等を駆使することで、レジでの精算なしで食品を買うことができるキャッシャーフリー、スキャンフリーではスタンダード・コグニション(Standard Cognition)、ジッピン(Zippin)、トライゴ・ビジョン(Trigo Vision)などが開発している。

 スーパーマーケットでは一般的に野菜や果物、精肉などが量り売りとなっている。スーパーマーケットがスキャンフリー技術を導入するとき、量り売りをどのように販売するのかに注目が集まっている。

⇒こんにちは!アメリカン流通コンサルタントの後藤文俊です。ジャイアント・イーグルはチェックアウトフリー技術を提供するスタートアップ企業のグラバンゴーと提携して実証実験を始めるのですが、3,000坪近いマーケット・ディストリクト(Market District)などのスーパーマーケットなのか、80坪程度のコンビニエンスストアのゲットゴー(GetGo)は明確にしていません。

食品スーパーでキャッシャーレス、キャッシャーフリー導入のポイントになるのは生鮮品の量り売りです。スーパーマーケットのアプリを利用したキャッシャーフリーはクローガーのスキャン、バッグ、ゴーのようなIoTデジタルスケール(電子はかり)とアプリを同期するタイプとストップ&ショップのようなデジタルスケールで測って(プリントアウトしたプライスステッカーのバーコードをスキャン、他のスーパーではデジタルスケールのスクリーン上のバーコードをスキャンも)スキャンするタイプの二通りあります。

ジャイアント・イーグルではこれをどうするのか?です。

 ラスト・ワン・マイルと同様、キャッシャー・フリーやチェックアウト・フリーはしばらくトレンドワードになりますね。

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