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世界景気 秋の株価異変は起こりうるのか?

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まだ7月なので秋の話をすると何を言っている、と怒られるかもしれませんが、私を含め、投資家は秋は嫌な印象があるのです。トラウマに近いものと言ったらよいでしょうか?株価が激変しやすいのであります。

古くはブラックマンディー、リーマンショック、その後も秋に株価が崩れたのが2011年、15年、16年、18年で一年を通じて一番崩れやすい時期であります。

そして今年も崩れる要因はたくさんありそうです。

まず世界中で何らかの問題が起きています。米中通商問題、アメリカとイランの問題、英国のEU離脱問題、欧州の覇者ドイツのリーダーシップ弱体化、日韓問題、中国経済と国内統制や香港問題…

このどれが火を噴いても今の株式市場には大きなダメージが見込まれます。そしてそれらに市場があまり身構えていないことも気になります。その背景にはアメリカを中心とした専門家の楽観論があります。特にFRBが利下げで当面はアメリカの景気をコントロールする上にドル安を演出するだろうという期待感がその楽観視の最大の拠り所となっています。

もう一つはトランプ政権に対する経済問題などへの期待度が就任当時に比べてはるかに安定的である点です。支持率は調査機関によって違いますが、6月中旬時点で40-43%程度でこの数字は就任以降、決して高くはないですが、ほぼ安定した状態を維持しています。

民主党は大統領選挙に向け候補者乱立であり、どこに向かうのかいまだはっきりしていません。が、例えば有力候補の一人、エリザベス ウォーレン上院議員はGAFA解体論者であり、自分が当選したら当然、そうすると述べています。支配企業解体をめぐってはマイクロソフトがその犠牲者として有名であり、同社は10年間水面下を経験しています。その間、アメリカは決して強いというイメージはなかったでしょう。

となれば急所の一つとして、トランプ大統領の再選が危ぶまれるリスクが株価に影響することになります。例えば米中通商問題が大統領選が本格化する秋になっても解決の目途が立たない、あるいはイラクと砲火を交えるということになれば「トランプリスク」が着目されることになります。

目を転じて欧州はどうでしょうか?英国の首相選はもうすぐ決着がつきますが、多分、ボリス ジョンソン氏で間違いないと思います。同氏の言動は不安定なので最後まで見届けないと分かりませんが、合意なき離脱はあり得るとみています。

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