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睡眠時間の確保に動く米軍

今日の横浜北部は、またしても降ったりやんだりの梅雨空でした。

さて、昨日に引き続き睡眠の話を。

米軍の中でも兵士を無理やり起こしておくのではなく、むしろ寝かせる方向に研究が行っているという話をしましたが、その話が書いてある本がどうも評判悪く、日本人に広く読まれない可能性が高いので、その肝心の箇所をあえて抜き出して紹介しておきます。

この本の第13章の中に、以下のような記述があります。
====

何十年もの間、米軍の睡眠時間の調査は融通の効かないやり方で進められ、睡眠時間を増やすよりは、足りない睡眠時間でも切り抜けられる方法に焦点を当ててきた。

(中略)

睡眠時間を確保することが国防総省の最優先事項になったのは、ほんの最近のことだ。現在の軍の方針では、部隊長が睡眠マネジメント計画を策定して、現場で実施することが義務づけている・・・

(中略)

変化のきっかけとなったのは・・・陸軍のフィールド・トレーニング・エクササイズ(演習)である・・・軍事政策を決める連中が、演習の期間を3日間から2週間に変更した・・・

====
演習の時間を延長して2週間にすると、それまでは3日だけだったら無理やり起きていた兵士たちも、さすがに3交代制にしないと続かないと自覚したところから、軍としての睡眠の必要性が叫ばれるようになったということのようです。

この章の中では、著者が原子力潜水艦潜水艦テネシーに乗り込ませてもらい、そこで働いていた水兵たちの様子を報告しております。

そこでは原潜になってからモニターする装置や機器類が増えたことにより、乗組員たちの平均睡眠時間が4時間になっていることや、その反対に平均4時間の睡眠がどれほど体に悪影響を及ぼすのかが同時に語られております。

とりわけ印象的なのは、睡眠学者の意見として、

「1日平均6時間でも、これを2週間続けると、48時間、つまり丸2日起き続けている人と同じくらい能力が低下する

という研究結果があることなどが紹介されているところでしょうか。

これって、日本人だったら普通にやっていることなのでは・・・・

ということで、人間は時間があった(実際はなかなかないのですが)積極的に寝なければならないですね。

(DC中心部)

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