- 2019年07月14日 12:47
【読書感想】メディアのリアル
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- 作者: 吉田正樹,吉田正樹x先駆者たち,藤田晋,本広克行,小滝祥平,境治,宇野常寛,Kダブシャイン,吉田ちか
- 出版社/メーカー: プレジデント社
- 発売日: 2015/05/16
- メディア: 単行本
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Kindle版もあります。

- 作者: 吉田正樹
- 出版社/メーカー: プレジデント社
- 発売日: 2015/05/26
- メディア: Kindle版
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内容紹介
『笑う犬の生活』シリーズ、『夢であえたら』など、数々の伝説的番組を生みだした元フジテレビプロデューサー(現ワタナベエンターテインメント会長)の吉田正樹が、テレビ、映画、音楽、評論、WEBなどの新しい時代をつくり出す先駆者たちと、メディアの現状と未来について語り尽くす。8人の登場人物は、以下の通り。
●プロデューサーの吉田正樹、
●サイバーエージェント社長の藤田晋、
●映画監督の本広克行(『踊る大捜査線』)、
●独立系映画プロデューサーの小滝祥平(『山本五十六』『柘榴坂の仇討』)、
●メディアコンサルタントの境治、
●『PLANETS』編集長で評論家の宇野常寛、
●ヒップホップアーティストのKダブシャイン、
●ユーチューバーの吉田ちか(『バイリンガール英会話』)。ツイッター、ユーチューブ、LINEなど新興メディアの台頭が著しい中で、メディアの未来は今後、どうなっていくのか?
2014年に立教大学において展開された「クールジャパンとは何か~日本のメディアは何を「コンテンツ」として生み出しているのか」を基に、立教大学の300人の学生を熱狂の渦に巻き込んだ臨場感あふれる「伝説の授業」を再現!
メディア関係者、メディアを志望する人だけでなくビジネスパーソン必須の内容。刻々と変貌するメディアを理解すれば、日本の未来の「形」もわかる!
元フジテレビの名プロデューサー・吉田正樹さんと、さまざまなメディアのトップランナーたちが
対話形式で行った講義を書籍化したものです。
この講義、受講者はスマートフォン持ち込みを推奨され、Twitterでのつぶやきがリアルタイムに見える状態で行われたのだとか。
学生からは「世界に通用するって何?」とか「意味わからん」「つまらん」「自己弁護だ」と講師が今話したことに対するツイートが次々と送られてくるので、講師もそれを見て「ここはもう少し詳しく説明しよう」「別の例で説明しよう」と進め方を調整することができます。その結果、学生は聞きたいことをちゃんと聞けるし、講師は伝えたいことをより正確に伝えることができるようになって、授業の密度は当初考えていた以上に濃くなりました。
もちろん、初回からツイートは大荒れに荒れました。悪口雑言あり、下ネタありのカオスでしたが、すぐにひとつの方向に収斂していったのです。
「最初は罵声みたいなのも多くて大変だったけれど、リアルタイムの反応が見えるのは刺激的だった」と吉田さんは振り返っておられます。
本来は、受講者が手を挙げて「質問」するようなのが理想なのかもしれませんが(外国の大学ではそういう感じになる、とのことです)、日本の場合は、こういう「ツイッター講義」が向いているのかもしれませんね。
内容としては、もう少し裏話的なものを読みたかったような気がするのですが、大学の講義ということもあり、出演者の話は「ややおとなしめ」という印象を受けました。
それでも、お金に関するけっこう生々しい話なども出てきます。



