【国民】
児童虐待防止対策やいじめ防止対策を強力に進めることで、子どもの自殺を防ぎます。
いじめ防止対策推進法を強化し、学校の相談体制の強化、学校と教育委員会の取り組みへの責任の確立、日常的な児童相談所と警察との連携強化を推進します。
その中で、とくに長期休み明けの子どもたちへの対応についても、子どもを追い詰めることなく進めるべきだと考えます。
【共産】
不登校をしても、休んだ後の学びや進路探求が、当事者の気持ちにそったかたちでできる場があることが目に見えていれば、安心して休むことができます。
そうした場を、公的支援も行なって、多様なかたちで増やすことが大切です。そうした場や進路についての具体的な情報を、日常的にすべての子どもや親たちに提供することも、大事な取り組みだと思います。
もちろん、「学校に行かなくていい、私たちはあなたを受けとめる」という取り組みは引き続き重要です。
【維新】
夏休み明けの9月1日に自殺者が多いという認識を中学生、高校生の子を持つ親および関係者に周知徹底させることが、まずは必要である。
長期の休みのあとは、心理的に不安定であることが多いため、生徒に対する配慮が必要である。
今後、ICTやSNSなどを活用した相談体制や生徒たちの声を直接聞く体制の構築が必要である。子どもが発する悩みのシグナルをいかにキャッチするかが課題である。
【社民】
ご指摘のように、メディアで取り扱われたぶん、その認識は以前よりは高まったかもしれませんが、それだけでは不十分です。
学校現場での子どもたちに対する取り組みや、政府の率先した支援や活動などが求められていると考えます。
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今回、「れいわ新選組」にも回答をお願いしておりましたが、回答の〆切期日までにお返事をいただくことができませんでした。また、漢字仮名づかいのみ編集部にて校正。(編集部より)