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日本の食文化の劣化-2

食文化の劣化と書いて、ついでに思うことがある。「日本の」というのも変だし、「食文化」とも少し異なる。何かと言えば、ビールである。この文化が劣化にさらされている。

誰もが気づくように、本物の、ドイツでビールと認められるものが隅に追いやられ、紛いもんのビールというか、アルコール飲料が幅を効かせている。発泡酒というとベルギーの独特のビールも含まれてしまうのだが、多くはつまらない発泡酒であり、第三のビールというものもある。これらは「ビール紛いのアルコール飲料」と言うのが正しい。

「ビール紛いのアルコール飲料」が日本で発達し、コンビニなどで本物のビールを押しのけているのは、よく知られているようにわが国税制のおかげである。酒税が高く、ビールについて厳密に税制上の定義をしているものだから、その税を逃れるための日本独特の工夫が独自の進化を遂げた。

そんな工夫や技術に血眼になって、何の社会的意義があるのか。そんなとこに優秀な人材を投入するくらいなら、もっと有意義な分野があろうにと思う。税制が社会を歪めている。その変さにようやく気づいたのか、ビールに関する税制が2026年にかけて徐々に変えられるそうな。

僕自身、そこまで生きてられるかどうか、ぼちぼち怪しいのだが。いずれにせよ、この変化の激しい時代にのんびりしたものだ。

で、ようやく本題だが、「ビール紛いのアルコール飲料」、僕も時々コンビニで買って飲んでいる。どんな味なのか興味があるのと、(缶の)1本目に本物のビールを飲んだら、2本目くらいになると、酔いが回って「ビール紛いのアルコール飲料」であっても味に差を感じないのではと予想するからである。

実際のところ、2本目になっても、「ビール紛いのアルコール飲料」は美味くない。昔に比べると美味くなったかと思うが、それでも絶対的な味の水準が劣る。

どう表現すればいいのか、味に切れがないとでも表現しておきたい。何となく甘いと感じることもある。口の中に変な味が残る。

「ビール紛いのアルコール飲料」かどうかが分からなくなるのは4本目とか、そのくらいなのだろうか。そこまで飲んだことがないので不明である(嘘やろ)。

いずれにせよ、高い税金を徴収して日本国民の食生活を貧しさに追いやる税制とは何なのか。無駄な人材投入をさせる税制とは何なのか。つい、ビール好きの愚痴になってしまったかな。

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