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女性活躍の壁は「社会意識」

先日、パソナ総合研究所(東京)が、3月に、20~69歳の働く女性を対象にインターネットで実施した調査結果が、報じられていました。

女性活躍の障壁は、「社会の意識」や「仕事と家庭の両立」ということです。

安倍首相は、2012年の第2次安倍政権発足当初から、女性活躍を看板政策に掲げていますが、社会では十分な実感を得られていない実態が浮かんだ、とされています。

安倍政権は、「女性活躍」といいながら、アドバルーンをあげるばかりで、地道な法改正や予算措置などは、目だったものはしていないので、当然の結果かと思います。

「女性活躍の壁と感じるものは何か」を選択肢22項目を挙げて尋ねたところ、「社会の意識」が16.4%でトップでした。

「仕事と家庭の両立」が15.5%、「子育てへの理解・支援不足」10.2%、「男性と比べて家庭責任が重い」9.9%、「男性中心の雇用慣行や企業風土、人事制度」8.0%、となっています。

年齢別にみると、20代と30~40代は、子育てに対する理解を求める声が、50~60代は、男性中心の企業社会を課題に挙げる人が、それぞれ多かったそうです。

この研究所の担当者のコメントとして「男性の育休を取得しやすくするなど一つ一つの取り組みを通じて女性が活躍できる社会にしていく必要がある」としていて、その通りです。

「女性活躍」を掲げて、その成果を総括することもなく、いつのまにか「一億総活躍」になり、「働き方改革」「人づくり革命」と掲げるアドバルーンが変わっていくだけでは、社会の仕組みも人の意識も変わるはずがないと思います。

このアンケート結果は、私がNHK解説委員として働いていた頃の結果と、20年以上経っているのに、同じような答えになっていることが、社会や意識の変わらなさを痛感させられます。

一歩ずつ、確実に変えていく取り組みを求めたいと思います。

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