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中国国家主席、トランプ氏に対北朝鮮制裁緩和を要請


[北京 12日 ロイター] - 中国外務省は12日、習近平国家主席が6月末のトランプ米大統領との会談で、北朝鮮問題を巡り米側に柔軟な対応を求め、制裁を「いずれ」緩和するよう要請していたことを明らかにした。

中国は、北朝鮮の度重なるミサイル発射や核実験を受けた国連安全保障理事会の制裁決議に同意はしたものの、北朝鮮の真摯な対応の見返りとして制裁緩和も可能と主張している。

中国外務省の耿爽報道官は12日の会見で、6月末の大阪での20カ国・地域(G20)首脳会議(サミット)に合わせて開催した首脳会談で習主席はトランプ大統領に、北朝鮮に関する中国の立場を説明したと明らかにした。

「習主席はトランプ大統領との会談で、朝鮮半島問題に関する中国の原則的立場を説明し、米国に対し、将来的な制裁緩和など、柔軟さを示し北朝鮮と歩み寄るよう要請した」と述べた。

今年2月にハノイで開催された米朝首脳会談は物別れに終わった。トランプ大統領は、北朝鮮が制裁解除を要求したことを理由に上げており、その後、双方の溝が埋まりつつある兆候は確認されれていない。

米高官は「トランプ大統領が述べているように、北朝鮮の完全で検証可能な非核化が実現するまで制裁は維持される」とし、米政権のスタンスに変更はないと述べた。

トランプ大統領は、大阪で習氏と会談した翌日、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長と南北の非武装地帯で3回目の首脳会談を行い、核問題を巡る協議再開で合意。ポンペオ米国務長官は、協議再開が7月中になる可能性が高いとの見方を示していた。

しかし、韓国の聯合ニュースによると、ワシントンを訪問中の韓国政府高官はこの日、米国が依然、協議再開を巡り北朝鮮側からの回答を待っており、今月中の再開の可能性に疑念を表明した。

国務省は、発表すべき協議の予定はないとしている。

*情報を追加します

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