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公明党に「なぜ生理用品が軽減税率の対象外なんですか?」と聞いてみた

共同通信社

10月の増税後も、一部対象品目の消費税を8%に据え置く「軽減税率」。国税庁は適用対象を外食・酒類を除く飲食料品と定期購読の新聞の2品目のみとしているが、ネット上では「生理用品のほうが生活必需品ではないか」、「新聞よりもトイレットペーパーに適用すべきだ」などの声が上がっている。

軽減税率の導入を訴える公明党に、編集部が取材しところ、「日用品などの生活必需品を対象にすると、消費者にとって線引きが分かりにくくなる」などの返答があった。

◆「生理用品が軽減税率じゃないと知ってまじでビックリ」

国税庁

元ツイートは削除されているが、あるユーザーがTwitterで「生理用品が軽減税率じゃないと今知ってまじでまじでまじでビックリしてる。え?なんで?生活必需品じゃないってこと?」と投稿したところ、ネット上で話題に。新聞を読む大切さを理解した上で「トイレットペーパーのほうが大切だ」「赤ちゃんや介護用のオムツはどう考えても軽減税率を適用すべきだ」などとするツイートに、共感の声が相次いだ。

◆公明党は「線引きが難しい」「プレミアム付き商品券で支援」と説明

ネットの声を受け、編集部は公明党に取材。(1)なぜ飲食品と新聞だけが対象なのか(2)生理用品やトイレットペーパーが軽減税率の対象ではないのが納得できないという市民の声に対する党の見解、の2点を聞いた。

−− 消費者の痛税感緩和を目的に導入される軽減税率ですが、酒類や外食を除く飲食料品全般と定期購読の新聞(週2回以上発行)を対象とした理由を、あたらめて教えてください。

軽減税率は、
1低所得者対策としての生活必需品への配慮
2痛税感の緩和
といった目的で、分かりやすい線引き、逆進性の緩和、財源などを総合的に勘案しながら対象品目の線引きについて議論を行ってまいりました。

結果、生きていくためには欠かせない飲食料品を対象とし、そのうち低所得者対策の観点から酒や外食は除いたところです。購入頻度の高さから日々の買い物における痛税感の緩和につながるほか、食費は低所得者ほど家計に占める割合が高いことから逆進性の緩和につながると考えたためです。

新聞については、「知識には課税しない」との原則が軽減税率導入国に定着した考えであることから、日本においても導入することとなりました。

−−インターネットなどで、一般の方から「生理用品が生活必需品に含まれず、軽減税率の対象ではないことに納得がいかない」「新聞よりもトイレットペーパーの方が生活に必要ではないか」などの声があがっています。党としては生理用品やトイレットペーパーは生活必需品に含まれていると考えているか、また、こういった声に対する党のご意見をお聞かせください。

生理用品やトイレットぺーパーは生活必需品です。その上で、当初は、トイレットペーパーなどの日用品等の生活必需品も対象となりうるとして議論の遡上にありました。しかし、特定の物品を認めると、その代替品や類似品(例えばティッシュペーパーやウォシュレット等)の扱いに歪みが生じる上、消費者にとって線引きが分かりにくくなります。一方、 歪みを解消しようとすれば対象が際限なく広がり、社会保障財源の確保という当初の目的を果たせなくなることから飲食料品分野に絞ったところです。

なお、公明党が提案した「プレミアム付き商品券」は、こうした軽減税率の対象とならない生活必需品に係る負担増分も支援が必要な家庭があるとの考えから生まれた制度です。低所得者(住民税非課税者)や育児にお金のかかる子育て世帯(学齢3歳未満の子を持つ世帯)を対象に、最大5千円分のプレミアムを上乗せした商品券を購入できるようにします。

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