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原田環境大臣が詐欺師と「太陽光ビジネス」 - 「週刊文春」編集部

 原田義昭環境大臣(74)が、詐欺で有罪判決を受けた人物と、太陽光発電に絡むビジネスを行っていたことが「週刊文春」の取材で判明した。

【写真】パンフレットに顔出しでお墨付きを与える原田氏

「週刊文春」が入手した〈平成26年度 太陽光発電マイスター 太陽光発電技能者養成講座〉と題するパンフレットには「一般社団法人全国太陽光発電推進協議会(以下・協議会)代表理事」として、「衆議院議員 原田義昭」の名前と顔写真とともに、こんな一文が記されている。

〈「太陽光発電マイスター認定制度」につきましては、近い将来国家資格に昇格させることも視野に、充実した内容にしてゆく〉

 この協議会は、太陽光発電システムの高度な施工技術や専門知識を持った人材を育成してマイスターとして認定、早ければ2018年にもそれを国家資格に格上げすると謳っている。 

 その〈合格のための必須教材〉として、DVD教材などを約10万円で販売するビジネスを行っていたのだが、今に至るもそのような国家資格は存在しない。さらに問題なのは、原田大臣が組んだビジネスパートナー・Xの経歴だ。


原田義昭氏 ©文藝春秋

 Xは、2006年に語学教材の販売をめぐる詐欺容疑で逮捕、起訴され、有罪判決を受けた。立件された分以外にも、約2500人に約15億円分の教材を売りつけた疑いがあり、「組織的に詐欺行為を繰り返した会社の頂点に立ち、犯行を積極的に主導した主犯格」と判決で指弾されている。「これで米大学の卒業資格が得られる」などと虚偽の誘い文句で語学教材を高額で販売した詐欺事件の構図は、太陽光発電関連教材のケースと瓜二つだ。

 協議会関係者は次のよう証言する。

「当時、この太陽光教材を販売する営業が強引すぎるとクレームが沢山きました」

 原田大臣は、「週刊文春」の取材に、「(Xは)印象としては立派な人でした。(この取材で)そういう人だったと初めて知ってびっくりした。ただ、教材の売上を含め、私は一切金銭など貰っていません」などと語った。

 7月4日(木)発売の「週刊文春」ではXの起こした事件の詳しい経緯や、原田大臣の言い訳の詳細を報じている。

(「週刊文春」編集部/週刊文春 2019年7月11日号)

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