記事

秋篠宮家を家庭崩壊させた「元凶」は誰だ 悪いのは本当に小室母子だけなのか

1/2

昨年は「長女との会話があること」を強調していた

 秋篠宮夫妻の表情の中に深い憂いの影が閃いた。

 6月21日、外国訪問前に行われた会見を見ていて、何度かそう感じた。

欧州訪問を前に、記者会見に臨まれる秋篠宮ご夫妻=2019年6月21日、東京・元赤坂の赤坂東邸[代表撮影](写真=時事通信フォト)

 昨秋の秋篠宮の誕生日会見では、長女・眞子さんの結婚について聞かれ、厳しい表情でこう答えていた。

 「私は今でもその2人が結婚したいという気持ちがあるのであれば、やはりそれ相応の対応をするべきだと思います。(中略)多くの人がそのことを納得し、喜んでくれる状況、そういう状況にならなければ、私たちは、いわゆる婚約に当たる納采の儀というのを行うことはできません」

 眞子さんの最近の様子を聞かれ、こうも話していた。

 「私は最近はそれほど娘と話す機会がないのでよく分かりませんけれども、公の依頼されている仕事、それは極めて真面目に取り組み、一生懸命行っていると思います」

 母親・紀子さんも、「昨年の夏から、さまざまなことがありました。そして、折々に、私たちは話し合いを重ねてきました」と、長女との会話が途切れていないことを強調し、「そうした中で、昨年の暮れから、だんだん寒くなっていく中で、長女の体調が優れないことが多くなりました」と、母親ならではの気遣いを見せていた。

前回のような長女への気遣いは見せなかった

 だが今回は違った。秋篠宮は、

 「娘の結婚の見通しについてですけど、それについては私は娘から話を聞いておりませんので、どのようになっているのか、考えているのかということは、私は分かりません」

 と、にべもないいい方だった。紀子さんも、「同じでございます」と、前回のような長女への気遣いは見せなかった。

 記者団は、今日まで小室圭さんや眞子さんから何か連絡があったのかと、重ねて質問したが、秋篠宮は、

 「おそらく何かしているのではないかというふうに思いますけれど、そのことについて、どのようなことを、具体的なこと等については私は存じません」

 というだけだった。

 紀子さんは5月に、眞子さんと2人だけで京都・大聖寺の茶会に参加していたと報じられていた。そこで前向きな話し合いが母と娘であれば、もう少し違う話が聞けたかもしれないが、どうやら、話すきっかけもなかったようである。

家庭崩壊に近い状況にあるのではないか

 結婚問題だけではなく、今年に入ってから、天皇退位、皇太子の新天皇即位、自身も皇太子待遇の「皇嗣(こうし)」になるなど、忙しい日々を送ってきたこともあるのだろう、昨秋よりやつれが目立った秋篠宮夫妻であった。

 二人のことは何も聞いていないし、向こうから相談にも来ない。週刊誌で何度も報じられているように、親子の断絶は深刻さを増し、家庭崩壊に近い状況にあるのではないかと想像させる物言いではある。

 これについて女性週刊誌はこう報じた。

 「眞子さまと小室さんの結婚に関しては、状況は膠着状態です。今は解決を急ぐタイミングではないとお考えなのだと思います」(秋篠宮に近い関係者=女性自身7/9号)
 「秋篠宮ご夫妻が下した小室圭さんとの『決別』」(週刊女性7/9号)
 「(秋の会見では=筆者注)“現状のままでは納采の儀は行えない”と明言されました。今回のご発言は、国民に向けて“あれから一歩も進んでいない、厳しい対応のままです”ということをお伝えになられたかったのだと思います。(中略)会見ではずいぶんおやせになられた印象でしたが、秋篠宮さまの苦しい胸の内が垣間見えました」(秋篠宮家を知る関係者=女性セブン7/11号)

 ニュアンスは少し違うが、2人の結婚に対して両親は前向きではないと見ているようである。

発言は「率直に吐露された、限りなく本心に近いもの」

 週刊新潮と週刊文春はどうか。

 新潮は、この会見で2つのことが明白になったとしている。一つは、秋篠宮家の親子の断絶が、噂だけではなく現実だったことがハッキリした。

 今一つは、小室家から具体的な連絡がなく、解決のめどが立っていないことがわかったと、皇室ジャーナリストの久能靖が話している。久野は続けてこういう。

 「婚約延期の期限は来年の春ごろ。4月には立皇嗣の礼があります。それまでにきちんと解決したいとのお気持ちが殿下にはある筈ですが、どうしたらいいか分からなくなっておられるのでは」

 秋篠宮家研究という連載を始めた文春は、今回の発言は、体調の問題もあって美智子さまが関与しなかったため、「(秋篠宮さんが=筆者注)率直に吐露された『限りなく本心に近いもの』」(秋篠宮家関係者)と書いている。

「父とは一切話をしません」とかたくなになっている

 その関係者はさらに、秋篠宮家の教育方針は「子どもの意思を尊重する」というもので、眞子さんの結婚についてもその方針は変わっていないはずだったという。

 しかし、美智子さまから「小室家に借金問題を迅速に解決させるべきだ」という度々の苦言があり、秋の誕生会見では「納采の儀は行えない」と半ばやむなく厳しい発言をした。

 それが眞子さんとの関係に亀裂を生じることになってしまって、彼女は「父とは(小室さんの件は)一切話をしません」とかたくなになり、秋篠宮も自分を責めていたというのである。

 妻と娘は、小室圭という男に対する考え方が真っ向からぶつかり、一つ屋根の下に暮らしていても、言葉を交わすこともないそうだ。

 父親には、できることなら娘の希望をかなえてやりたいという思いがある。娘もそれを理解はしているが、父親をこれ以上窮地に追い込みたくないと考え、「父親には話さない」という選択をしたのだろうか。

小室圭にも無責任と非難されて致し方ない面はある

 会見後ネットでは、「子を持つ親としての責任を放棄したのか」「まるでひとごとではないか」という秋篠宮夫妻への批判的な声が上がっているという。子を持つ親の悩みや苦しみがまったく理解できない連中なのであろう。

 ここまで読んできた読者の中には、芥川龍之介の有名な言葉、「人生の悲劇の第一幕は、親子となったことに始まっている」を思い浮かべた人もいるのではないだろうか。

 ここからは、秋篠宮家を“家庭崩壊”にまで追い込んだ「元凶」は誰なのかを考えてみたい。

 多くの人は、小室圭だというに違いない。たしかに、母親の金銭問題をそのままにして、弁護士の資格を取るとニューヨークへ行ったまま、眞子さんとも、両親とも、この問題について話し合うことをしない小室圭は、無責任だと非難されても致し方ない面はある。

 いくら勉学が忙しいとはいっても、ニューヨークと東京なら2泊3日で往復できる。結婚しようという女性とその家族が窮地に陥っている時、それぐらいの時間とカネを割いて会いに来ないのでは、男として情けないといわざるを得ない。

この母子には「世間知」が決定的に欠けている

 小室圭の母親もしかりである。息子に「母親と元婚約者との金銭問題は解決済み」という一文を弁護士を通じて公にさせ、自分は雲隠れしたままというのでは、母親失格といわれても仕方なかろう。

 夫が早く亡くなったからとはいっても、この母子には世間知というものが決定的に欠けていると思う。

 では、小室母子だけが悪いと、石を投げることができるのだろうか。私にはできない。

 眞子さんと圭の婚約記者会見を見て、大方の国民は祝福したはずである。あのままいけば、納采の儀は予定通り行われ、今頃2人の結婚は秒読みだった。

 だが、母親の元婚約者なるものが、すでに決着がついていたはずの金銭問題を週刊女性に話したことで、事態は急変する。

あわせて読みたい

「皇室」の記事一覧へ

トピックス

ランキング

  1. 1

    バレてる? ポルノサイト閲覧記録

    島田範正

  2. 2

    韓国大使に一喝 河野外相を称賛

    一般社団法人日本戦略研究フォーラム

  3. 3

    N国代表の崎陽軒謝罪 見事な戦略

    かさこ

  4. 4

    N国「ひとり放送局」詐欺行為か

    文春オンライン

  5. 5

    ネガティブ禁止 仕事増えるSNS術

    倉持由香

  6. 6

    韓国人識者 日本経済に勝てない

    NEWSポストセブン

  7. 7

    中国より挑発的な韓国の軍事行動

    木走正水(きばしりまさみず)

  8. 8

    別荘5億円 外国人が激増する町

    BLOGOS編集部

  9. 9

    新生銀行 売出価格は1株1387円

    ロイター

  10. 10

    埼玉県知事選の流れはほぼ決まり

    早川忠孝

ランキング一覧

ログイン

ログインするアカウントをお選びください。
以下のいずれかのアカウントでBLOGOSにログインすることができます。

コメントを書き込むには FacebookID、TwitterID のいずれかで認証を行う必要があります。

※livedoorIDでログインした場合、ご利用できるのはフォロー機能、マイページ機能、支持するボタンのみとなります。