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仏大統領、次期ECB総裁にラガルド氏推薦 独首相も前向き=外交筋


[ブリュッセル 2日 ロイター] - 欧州連合(EU)首脳による主要ポスト人選が難航する中、フランスのマクロン大統領は国際通貨基金(IMF)のラガルド専務理事を欧州中央銀行(ECB)の次期総裁に、ドイツのフォンデアライエン国防相を次期欧州委員長に推薦し、事態の打開を図ったことが外交筋の話で明らかになった。

外交筋によると、ドイツのメルケル首相はラガルド氏のECB総裁推薦に「非常に前向き」で、フォンデアライエン氏の欧州委員長への推薦も支持する公算が大きい。メルケル首相は記者団に対し「誰もが若干、譲歩する必要がある。そうすれば合意が得られる可能性が出てくる」と述べた。

EU首脳による主要ポストを巡る交渉は政治的な所属会派や地域的な利害の対立などで紛糾し、協議は3日目に突入。女性の起用も焦点になっている。

この日の会議は個別の調整を行うために開始が何度も遅延するなど、協議はなお難航。ある関係筋はマクロン大統領の提案を巡り「協議は今は円滑に進んでいる」と述べたものの、別の複数の関係筋は、マクロン大統領の提案には欧州議会のさまざまな政治グループが推した主要な候補が含まれていないため、議会で強い反対に直面する可能性があるとの見方を示した。

マクロン大統領の提案が承認されれば、ECB総裁、および欧州委員長に女性が就任するのは初めてとなる。

欧州議会は5月の選挙を受け新たな会期が開始。EU首脳が2日中に主要ポストの人選で合意できなければ、議会が独自に動くことになる。

*内容を追加しました。

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