
Trump Calls China ‘Strategic Partner’, Says Huawei Can Resume Purchases.
G20ヵ国・地域首脳会議が29日、無事に幕を閉じました。首脳宣言など、成果資料はこちらをご参照下さい。
議場での席順は、こちらの通りとなりました。

安倍首相の左隣に前回議長国を務めたマクリ亜大統領、続いて、トランプ大統領、メイ英首相、エルドアン土大統領と並びました。安倍首相の右側に陣取ったのはサウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン(MbS)皇太子で、その右隣にモリソン豪首相、ボルソナロ伯大統領、トルドー加首相、そしてその横に習近平主席が収まり、トゥスクEU大統領が習主席の右側に落ち着いていました。ちなみにトゥスク氏のファースト・ネームは、トランプ氏と同じくドナルドです。
メディアで話題となった、すし詰めの首脳陣の写真はこちら。安倍首相の向かって右側に習近平主席、続いてアゼベドWTO議長、モリソン豪首相、マクリ亜大統領、トルドー加首相、メルケル独首相が着席していました。安倍首相の向かって左側はトランプ米大統領、続いてユンケル欧州委員会委員長、リー・シンガポール首相、プーチン露大統領、MbS皇太子、ボルソナロ伯大統領となっています。

今回の注目点は、何といっても米中首脳会談でしょう。既報の通り、ポイントは以下の5つです。
1)米中通商協議の再開で合意
2)約3,000億ドル相当の追加関税措置を見送り
3)華為技術(ファーウェイ)への禁輸措置を解除へ
4)中国は米国の農産品を大規模購入へ
5)米中は”戦略的パートナー”
一読すると、トランプ陣営がかなり譲歩したように見えます。特にトランプ大統領が米中関係を「戦略的パートナー」と表現し、2017年12月に公表された国家安全保障戦略で使用した「戦略的競争相手」から修正した点は、注目に値します。主要メディアの見出しはこちら。