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ロックとファッション、デザイナーが語るアーティストのスタイル

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私たちのイメージ通りのイギー

Courtesy John Varvatos
「これはデニムの章からの写真だ。『デニムが似合う人は誰だろう?』と考えた時、私はいつも『イギー・ポップに決まってるじゃないか!』と思うんだ。それに、イギーは絶対にシャツを着ない。そんなちょっと際どい面もある。これはダニー・クリンチの写真だね。事務所に飾っているよ。最高だ。私たちのイメージ通りのイギーを捉えている」

ジミのインスピレーションに感謝

Courtesy John Varvatos
「写真家のゲレッド・マンコヴィッツが1967年にロンドンのメイソンズ・ヤードでジミを撮影した連作の一部だ。もしかしたら、この連作は私にとってもっとも大切な写真かもしれない。デスクの後ろの壁に、この写真の大きな限定版プリントを飾っている。毎日、事務所に来るたびに眺めるんだ。ジミが現れるまで、彼みたいな人はいなかったし、いまでもこんな表情ができる人はいない。写真でジミが着ているのはどれも本物の軍服だ。本の次のページには、アダム・アントがまるでそっくりなものを着ている写真がある。あと、グリーン・デイのビリー・ジョー・アームストロングが、ジミのこの衣装にインスパイアされた、リネン製のオールグレーの衣装を着て広告の撮影をしたこともあった。私なりに『ジミのインスピレーションに感謝』と言う方法なんだ」

ほとんど裸でもグラマラス

Courtesy John Varvatos
「デボラ(デビー)・ハリーは、音楽の世界の女性のなかでもいまだに私をスタイルという観点で魅了し続ける面白い人物のひとりだ。彼女はどこにいても際立つ存在だと思う。ほとんど裸だったり、何かを脱いでいたり、破れた服を着ていたりしても、何をしてもグラマラスだった。なぜか、彼女がするとセクシーなんだ。それに、彼女とパティ・スミスはメンズウェアをかっこよく着こなすことができた」

”メッセージを着る”

Courtesy John Varvatos
「私のブランドでは、一緒に仕事をするアイコニックなアーティストをフィーチャーしたTシャツをつくっている。完成したTシャツの素晴らしさを見て、アーティストたちがいつも大量にほしがるのが面白いね。これまでにイギー・ポップ、アリス・クーパー、ZZトップ、ガンズ・アンド・ローゼズのTシャツをつくったよ。だから、スージー・クアトロが自分のTシャツを着ている写真を紹介しようと思ったのかもしれない。同じように、アクセルはキース・リチャーズ、ジョニー・サンダースはマリリン・モンローのTシャツを着ている。私はこれを”メッセージを着る”と呼ぶ。音楽とファッションの両方からメッセージを広めることにおいてTシャツが持つ重要性には、何かしらの魅力がある」

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