記事

高齢ドライバー:「歩行者や信号の見落としが不安」80代で3割に それでも免許返納は少数派

高齢ドライバー「歩行者や信号の見落としが不安」80代で3割に

日本能率協会総合研究所は6月26日、高齢者の自動車運転状況に関する調査結果を発表した。調査は今年2月に実施し、60~90歳の男女2500人から回答を得た。

現在も「運転する」と回答した人は、60代前半で74%だが、年齢の上昇とともに低下。80代後半では12.1%となった。男女別に見ると、男性は70代前半(84.9%)まで8割を超え、70代後半(66.3%)、80代前半(51.1%)、80代後半(28.4%)と加齢とともに低下していく。

女性は70代前半(47.4%)で半数以下となり、以降低下している。また、都市部居住者より都市近郊・郊外居住者のほうが運転率が高くなる傾向があった。

「運転免許証の返納を考える様になった」70代前半まで1割未満に留まる

現在、運転している高齢者の中で「運転していてヒヤリとした、怖いと思うことが増えた」と答えた人は60~70代では2割未満だが、80代前半で27.5%、80代後半で38.5%。「アクセルとブレーキの踏み間違いが不安」は70代までが1割未満、80代前半が11%だが、80代後半になると23.1%となった。

「歩行者や標識、信号の見落としが不安」は70代までが2割未満だが、80代前半で29.7%、80代後半で38.5%となっている。

「運転免許証の返納を考えるようになった」の回答率は、60代前半では1.1%で70代前半まで1割未満と低いが、70代後半になると16%、80代前半では26.4%、80代後半では46.2%と約半数になった。

運転中に感じる不安と免許返納の関係性をみた。「アクセルとブレーキの踏み間違いが不安」と回答した人で「免許返納を考える」という人は26.4%。比較的高い傾向にあるが、残りの73.6%の人は免許返納を考えていないことが示唆された。

返納を考えた人は、「運転中の体調急変が不安」で16.8%、「歩行者や標識、信号の見落としが不安」で16.3%、「運転していてヒヤリとした、怖いと思うことが増えた」で16%となった。

あわせて読みたい

「高齢者」の記事一覧へ

トピックス

  1. 一覧を見る

ランキング

  1. 1

    BLOGOSサービス終了のお知らせ

    BLOGOS編集部

    03月31日 16:00

  2. 2

    なぜ日本からは韓国の姿が理解しにくいのか 識者が語る日韓関係の行方

    島村優

    03月31日 15:41

  3. 3

    「いまの正義」だけが語られるネット社会とウェブ言論の未来

    御田寺圭

    03月31日 10:09

  4. 4

    カーオーディオの文化史 〜ドライブミュージックを支えた、技術の結晶たち〜

    速水健朗

    03月30日 16:30

  5. 5

    BLOGOS執筆を通じて垣間見たリーマンショック後10年の企業経営

    大関暁夫

    03月31日 08:27

ログイン

ログインするアカウントをお選びください。
以下のいずれかのアカウントでBLOGOSにログインすることができます。

コメントを書き込むには FacebookID、TwitterID のいずれかで認証を行う必要があります。

※livedoorIDでログインした場合、ご利用できるのはフォロー機能、マイページ機能、支持するボタンのみとなります。