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内閣不信任案と新しい政治への期待

本日、衆院本会議で内閣不信任案が否決された。内閣不信任案の提出については賛否があり、個人的にはここぞと言う時にとも思うが、野党というか政党の存在意義は政権奪取。その意味では参院選前での提出は自然な流れであった。

今回、出色だったのは議論の中身。趣旨弁明に立たれた立憲民主主党の枝野代表。前回の不信任案の際には3時間の長大な演説をされたが、今回のものは論点ごとに整理されていただけでなく、対案が散りばめられていて、わかりやすく聞き応えのある演説であった。消費税増税凍結の必要性を訴えられたところは、意見が異なるところではあったし、新政策「ボトムアップの経済」については財源論も聞きたいところだったが、新しいスタイルの国会討論の予兆を感じた。

流石と頷かされたのは社会保障を立て直す国民会議の野田元総理。内閣不信任の理由を5つ(1.アベノミクスの失敗 2.財政再建を遠のかせた 3.社会保障と税の一体改革を裏切った 4.場当たり外交の行き詰まり 5.不都合な真実の隠蔽)に分けて論じられ、正に簡にして要を得た討論をなされた。わずか10分の持ち時間でこの内容を語れる政治家は現在、野田氏を措いて他にはいないであろう。 今の困難を極める日本の舵取り役として、舞台の前面に立たれることを強く期待させていただく。

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