- 2019年06月24日 14:34
沖縄の人 自分の命は軽くない 自分の人生は自分で決める 究極のACP
昨日は沖縄慰霊の日でした。沖縄は日米の地上戦が行われた場所。多くの犠牲者が兵隊、軍人だけでなく民間人にも出ています。前回の記事でも紹介した沖縄県立中部病院の高山先生が話してくれた内容です。
実は沖縄、胃瘻の患者が一番多いとのこと。そう一般的な延命治療が一番行われている県だそうで、要介護3以上の患者さんも多くギリギリの状態で生活しているため、緊急入院の数も一番多い県だそうです。医療者も介護者も本当大変だと思います。
今ご高齢の患者さんの家族は、沖縄戦で亡くなっている方が多いです。そうすると、自分が今生きているのは犠牲になった家族のおかげだからその分も長生きしなければいけない。いや今いない家族は迷子になっているだけかもしれないから、少しでも自分が長生きして待っていてあげなければいけない。だから簡単にアドバンス・ケア・プランニング (ACP)なんか綺麗事なんかで片付けず最後まで生き続けるよう努力する。本当深すぎます。
また戦争中、怪我で腕を切断された患者さん。命を助けるために仕方なかったけど、ずっと悔やんでいたとのこと。それゆえ、病気になり、足を切らないと命に関わると今回医師に言われても、息子からは治療しようと言われても、はっきりと断る。
もう後悔したくない。自分の人生は自分で決める。
最後に家族も納得。まさにアドバンス・ケア・プランニング、そして医療者、介護者は協力して計画して生活、医療、介護をサポートする。
沖縄に対して、一番平均年齢が若く、なんとなく穏やかな老後を過ごしているのだろうとイメージしていた私は愕然としました。そして今回その理由を聞いたときに、本当奥が深すぎることを認識しました。
患者さんにとって一番いい医療、介護を。言うのは簡単。でもやるのは大変。地域医療連携の推進とさもどこにでも当てはまる答えがあるような国の施策。本当ある意味無責任です。
どこまで理解してやっていけばいいのかさらに認識を深めたとともに、本土に住んでる人間が簡単に沖縄戦がどうだったとか言えるほど沖縄の歴史は浅くはないものだと実感してます。まして反安倍に使うなんて愚の骨頂です。



