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小中学生の親の7割、子供には「理系に進んで」 母親は「安定した仕事」、父親は「不安定でもやりたい仕事」への就職望む傾向

理系人気の高さが伺えます

アイデムは6月20日、「親の子どもに対する就職期待とキャリア教育に関する調査」の結果を発表した。調査は今年5月、小学1年生から中学3年生までの子どもを持つ親3600人を対象にインターネット上で実施。親が子どもの将来や就職にどんな考えを持っているかなどを聞いた。

子どもに将来、理系と文系どちらに進んでほしいか聞いたところ、「理系」が15.7%、「どちらかと言えば理系」が54.3%だった。保護者の理系人気の高さが伺える。

就職してほしい職業は医療系が根強い人気

子どもの性別によって、進んでほしい進路に違いが見られた。子どもが男の子の場合、男子小学生を持つ親では81.9%、男子中学生を持つ親の79%が「理系に進んでほしい」と答えた。一方、女子小学生を持つ親で「理系に進んでほしい」と回答したのは60.2%。女子中学生の場合は57%だった。

将来の職業選択や働き方について「自分で自由に決めてほしい」、「親の意見も聞いてほしい」のどちらに近いかを聞いた。自分で決めてほしいという親が85.2%だった。

「不安定でもやりたい仕事」と「安定した仕事」のどちらについてほしいか聞いた。全体の38.8%が「不安定でもやりたい仕事」についてほしいと回答している。

「やりたい仕事」と「安定した仕事」どちらに就いてほしいかは、回答者の性別によって違いが見られ、父親は「やりたい仕事」、母親は「安定した仕事」と答える傾向が強かった。小学生を持つ親の場合、父親は45.2%が「やりたい仕事」と答えたのに対し、母親は32.4%、中学生を持つ親では、父親の46.3%が「やりたい仕事」を挙げたが、母親は33%だった。

「子どもになってほしい職業がある」と答えたのは25.8%。男子小学生を持つ親に人気の職業は1位が医師、2位が公務員、3位が薬剤師だった。女子小学生の親は1位に看護師、2位に医師、3位に薬剤師が挙がっている。

医療系職種の人気は、子どもが中学生になっても衰えない。男子中学生を持つ親に人気の職業は、1位医師、2位公務員、3位野球選手で、女子中学生の親に人気の仕事は、女子小学生の親と同じく、1位看護師、2位医師、3位薬剤師だった。

「子どもがネットを鵜呑みにしているのを見ると、このまま成長させてはいけないと思う」

子どもの将来に不安があると答えた人は65.5%。小学生の親(63.4%)より中学生の親(69.8%)のほうが、不安があると答えた割合が若干多かった。キャリア教育が「必要である」と回答した親ほど、 子供の将来に不安があると答える割合が高かった。

具体的な不安としては、

「今の時点で、なりたい職業が決まっていないこと。目標がないから、毎日がなんとなく過ぎていて、進学先の学校も決まらない。受験をもっと真剣に考えてほしい」(52歳母親/中2男子)

「ネットで見たことを鵜呑みにしているのを見ていると、物事の考え方捉え方が、自分が子供だった頃に比べると、とても浅はかで、このまま成長させてはいけないと思うことが多い」(41歳母親/小5男子)

「もっとAIの活用が増えて、人がやることがなくなっていき、今ある職業がなくなり、もっと違う仕事をできる人が必要になってくると思うが、未来にどんな仕事や能力が必要とされるようになるのか、想像ができなくて不安に思う」(41 歳母親/小2女子)

などの声が寄せられていた。

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