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医学はサイエンス 医療は文化 この間が難しい 臨床という職人とメディア

金曜日、沖縄県立中部病院の高山先生の講演を、なんとあの自衛隊中央病院で聞いてきました。そのあとメディカルジャーナリズム勉強会とプチ学会レベル。そこでふたつの講演聞いて再度理解したことを書きます。

沖縄の問題。本当地域医療連携における問題点を理解できました。それこそ自分でも気づいていた全国画一的な施策は意味がないということ(地域での問題点は全国全部違う)、沖縄の生への問題(沖縄戦から経験した生への執着からくる延命治療例の多さ)は本土とは違う、本当の意味のアドバンス・ケア・プランニング (ACP)とは、など都会との違い含めてとても整理できました。そして慢性期医療を今勉強しているものとして、自分の考えがそこまで間違っていないことも確認できました。結局患者個別対応しかないんだよな。学問、サイエンス、画一的施策だけではうまくいかないのよ。

やっぱ綺麗な臨床ばかりでないですね。それでも患者、家族が満足すればいいという高山先生の臨床の考えは納得はできましたが、仕事量は大変そうで、働き方改革とのバランスなど本当問題です。

そしてメディカルジャーナリズム勉強会、アメリカの医療ジャーナリストの学会参加報告なのですが、一番のネタはワクチン問題。アメリカでも多い反ワクチン。移民との関連なんどもなるほどでしたが、その際メディアの啓蒙活動は接種率向上に役に立たない、一番効率がいいのは主治医からの推薦という内容に、やはり臨床という学問と臨床の組み合わせが医師にとって重要であることが再度認識されました。

その意味でもワクチン打つなというバカな医師がいることに幻滅なのですが、このような医師を使うメディアも反省が必要だし、今後の方向性において、メディアと医療の融合についてなんかできる可能性を再度認識しました。

結局医師は患者を診る。それしかないんですよ。そこには医学としてのサイエンスが必要で、そして患者の文化を理解して対応する臨床、医療が必要なんです。そこにメディアがいい方向、正しい方向にもっていってもらう。そうすれば少なくとも、医師、患者ともに満足できる医療ができると思うんですよね。

ただ帰りは終電。宇都宮はそこそこ遠い!

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