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コスパ最強!? Amazonタブレット「Fire」買う前に必ずチェックしたい「3つのポイント」 購入する前にちょっと待って! - 山口 真弘

「タブレットが欲しい」と思ってさまざまな製品を比較している時、よく名前が上がるのが、Amazonのタブレット「Fire」シリーズです。iOSでもなければAndroidでもない、独自のOSを採用したこの製品、価格の安さはインパクト抜群ながらも、どのような製品かわからないという理由で、敬遠されることも多いようです。


Fireタブレットの各製品。左から、7インチの「Fire 7」、8インチの「Fire HD 8」、10.1インチの「Fire HD 10」。ちなみにかつては「Kindle Fire」という名前だったため、いまもこの名前で呼ぶ人も多いようです

 しかし、キッズ向けを除く過去の「Fire」全モデルを購入している筆者に言わせると、特性を理解して使えば、これだけお得な製品もなかなかありません。今回は先日モデルチェンジしたばかりの「Fire 7」を含め、Fireシリーズとはどのような特徴があるのか、また購入するにあたって何を押さえておくべきなのか、これから購入する方を対象に、3つのポイントに絞って紹介します。

(1)使えるアプリを事前にチェック

 Fireシリーズは、「Fire OS」という独自OSを搭載しています。実はこのFire OSは、AndroidをベースにAmazonが改良を加えたもので、実際には、Androidのアプリをインストールすることもできてしまいます。また一般的には非対応とされるGoogle Playストアを使う方法も存在します。

 とはいえ、これらの利用はあくまでも自己責任であり、知識がなければお勧めできるものではありません。現実的には、Fireシリーズを購入するにあたっては、Amazonが提供するアプリストアを使うことを前提に、そこに目的のアプリが用意されているかどうかを、あらかじめ確認しておくのが無難です。

「LINEアプリやGoogleマップがない」という落とし穴

 さらに、iOSやAndroidのアプリストアとの最大の違いが、提供されているアプリの数にあります。例えばSNS系では、FacebookやTwitter、Instagramはあるものの、LINEはありません。また地図アプリのようにジャンル自体がほぼ存在しないケースもあるほか、Googleの純正アプリも提供されていません。検索でヒットするGoogleの名を冠したアプリは、筆者の知る限り、第三者の手によるものがすべてです。

 従って、どうしても使いたいというアプリについては、事前にその有無を確認しておいたほうが、購入後にがっかりせずに済みます。Amazonが運営しているAndroidアプリストアは、Fire向けに提供されているアプリストアとラインナップがほぼ同一ですので、まずはここで目当てのアプリの有無をチェックしておくとよいでしょう。

(2)コスパ最強だけど「ゲーム」や「動画」は苦手かも

 Fireシリーズは、圧倒的なコストパフォーマンスが大きな魅力です。例えば7インチの「Fire 7」は5,980円から、8インチの「Fire HD 8」は8,980円からと、1万円を切ったリーズナブルな価格で入手できます。同等スペックのAndroidタブレットからすると、半額以下という場合すらあります。

 もっともそれだけに、性能についてはそれほど多くを望めません。もともと本製品は、KindleストアやAmazonビデオなど、同社のデジタルコンテンツを快適に使えるようにチューニングされており、それらの利用にほぼ支障はありませんが、例えばブラウザなどでも、勢いよくスクロールしようとするとひっかかりを感じたり、また画面は解像度の低さが気になることもしばしばです。

 最近は、10.1インチの「Fire HD 10」のように、フルHD解像度のスクリーンを搭載したモデルも登場していますが、それでもゲームや動画など負荷がかかる処理は苦手です。どんな用途にも使えるタブレットを探しているならば、やはりiPadなど、一定の処理性能を持つタブレットをチョイスしたほうが、安物買いの銭失いにならずに済むでしょう。

(3)購入するなら「セール」が狙い目

 もともとリーズナブルなお値段で販売されているFireシリーズですが、Amazonが催しているセールでは、さらに価格を下げて販売されることがよくあります。同社の電子ペーパー端末「Kindle」や、スマートスピーカー「Echo」にも言えますが、もともと1万円するかしないかという製品であるにもかかわらず、数千円の値引きは珍しくありません。

 一般的にこうした大幅な値引きは、モデルチェンジ時に旧モデルの処分を目的に行われることが多く、あとから新モデルと比べて後悔することもしばしばですが、このFireシリーズは過去何年かのモデルチェンジを振り返っても、CPUやメモリ容量はほぼ変わらず、容量違いのモデルが増えたり、対応するmicroSDの容量が増えるなどの微妙な変化にとどまっています。外見もそっくりで、サイズや重量もほぼ同一です。

 将来的に大幅なスペックアップがまったくないとは言い切れませんが、それゆえFireシリーズの入手にあたっては、あらかじめ特定のモデルに狙いをつけておき、セールで値下がりしたタイミングで製品をゲットするのが、満足感の高い入手方法だといえます。ほかの製品との同時購入や、複数台のまとめ買いで安くなるケースもありますので、まめにチェックしてみてはいかがでしょうか。

(山口 真弘)

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