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東京から現地入りしたテレビ局クルーのタクシー代17万円に驚きの声…背景にある事情とは


 18日に起きた、新潟県で震度6強を記録した地震の報道を巡って、インターネット上では情報番組『ZIP!』(日本テレビ系)の桝太一アナウンサーによる取材映像が注目を集めている。

 議論になっているのはタクシーの車内から枡アナがレポートをしていた際のもので、映り込んだ料金メーターの金額が17万3930円に達していたこと、さらにルームミラーに映り込んだ後部座席のスタッフが寝ているように見えことから、「桝アナ素早すぎ。いつ向かったんだ??」「タクシー料金、すご!!17万円超え??」「居眠りスタッフが気になって中継の情報が頭に入ってこない」等、驚きの声が上がった。

 ジャーナリストの堀潤氏は「NHK在職中に起きた東日本大震災の頃は夜11時台の経済ニュースのキャスターをやっていたので、放送が終わってから、午前1時くらいに東北へ出発していた。機材を乗せられる運転手さん付きのロケ車を確保しようとすると、割とコストがかかる。だから急ぎのときに経費を抑えようと思うと、実はタクシーで行った方が割安になる。

一方で、岡山放送局に赴任していた時期は、地元愛もあって、"俺たちの方が地域のことを知っているんだ"という、東京のクルーへの反発心もあった(笑)」と振り返り、「ツイッターの書き込みを見ると、"わざわざ東京からクルーが行く必要があるのか"というツッコミもあった。僕は必要だと思う。行った先でどういう取材をするのかがポイントになってくるが、応援が入ることは必要だ。

NHKの場合は全国に取材網があるが、それでも番組ごとに現地に行くこともある。民放の場合、キー局が全て映らない地域があるし、地元局との提携関係がなければ素材が手薄になるケースもある。だから僕はメディアの内側の人間の一人として、"そんなに怒らないで。でもちゃんと批判を受け止めて、いい取材をする。それで勘弁してください"と言いたい」と語った。


 堀氏はこの日、朝の情報番組『モーニングCROSS』(TOKYO MX)への生出演後に日帰りで単身現地を取材してからの生出演。「チームで行く場合も最少人数で行き、バラけて取材したほうが良いと思う。今はスマホでの取材も十分可能だ」とし、避難所で目の当たりにした"老老避難"の厳しい現実についても語った。

 司会進行のテレビ朝日の平石直之アナウンサーは「堀さんの話に補足をすると、報道陣が現地のタクシーに乗ってしまうことで、地域の方々の足を奪ってしまう可能性がある。その意味でも車を用意してからいかなければならないという事情もある」と話していた。(AbemaTV/『AbemaPrime』より)

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