[北京/上海 18日 ロイター] - 中国国営メディアによると、中国内陸部の四川省で17日遅くに2度の地震があり、これまでに11人の死亡が確認され、122人が負傷した。救助隊が出動し、生存者をがれきから救出する作業にあたっている。
1度目の地震から約30分後に2度目の地震が起こり、四川省の省都成都や重慶市でも強い揺れがあった。
米地質調査所(USGS)によると、地震の規模を示すマグニチュードは1度目が5.9、2度目が5.2。震源の深さは10キロと推定され、震源地は長寧県付近。
中国当局によると、複数回の余震が起きた。USGSによると、最大の余震はマグニチュード5.2を記録した。
国営テレビは、主に農村部の震源地周辺地域で、救助隊ががれきの中から人々を救助する様子を伝えている。
四川省では2008年5月にも大規模な地震が発生し、7万人近くが死亡した。
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