- 2019年06月18日 11:02
内閣不信任決議案見送り…揶揄するような問題ではない 大義なき解散の方が問題だ
「立憲、内閣不信任案回避も 枝野氏「参院で問責決議案を」解散恐れ及び腰」(毎日新聞2019年6月17日)
以前から、菅義偉官房長官は、野党による内閣不信任決議案の提出が解散理由になるなどと屁理屈を言い続けていました。
安倍氏に意向を忖度し、衆参同日選挙を模索していたからです。
内閣不信任決議案が出たから解散したなんていうことをいきなりやったら、「アホ」と言われてしまうのははっきりしているので(誰がどう考えたって解散理由にはなりません)、予め解散すると言っておいて、「ほら、提出された、解散だ」ということを正当化するための伏せんでした。
解散する可能性が低くなったとはいえ、安倍氏は気まぐれ、感情屋なので、何がきっかけで「解散」を言い出すかもしれません。
野党側が衆議院選挙の準備が不足しているのは事実。
安倍氏はいつもこうしたときを狙って、大義なき解散をすることによって「大勝」してきました。いわば与党が野党の準備ができていないときを狙っての攻撃なので、「大勝」となるわけです。
そこには大義もなければ争点もありません。
選挙を否定するの?
準備していない野党が悪い?
国会の役割は国会内での重要政策に対する審議をすべきところです。年金2000万円問題が出てても、政権与党は予算委員会での集中審議を拒否している状態で、与党が多数、選挙で選ばれたというだけでは正当化できない暴挙です。
衆議院は選挙から4年後には任期満了を迎えます。その前に解散があります。それに備えて選挙が終わったときから準備しておくべきとはいえます。
もちろん準備ができているにこしたことはありません。
準備とは候補者の擁立と野党間の一本化です。要は、その選挙区で野党候補を誰にするのかという問題です。
なかかなこれは難しいと思います。野党候補ですから、次の選挙でそのまま当選できる確実性はありません。選挙はいつ行われるかわかりませんが、候補者となったときから当選に向けた活動を開始することになります。
候補者に決まると日々の生活はこうした活動で埋め尽くされる、頑張って!
チャレンジ‼️
— はらやなみ(参議院選候補予定者)オフィス (@haraya_nami) June 17, 2019
地元 #手稲 の住宅街を中心にスポット街頭演説♬#天気 曇り時々雨。気温 は少し寒いくらいです。
雨に濡れても頑張ります‼️#北海道 #春 #国民民主党 #はらやなみ #チャレンジ #挑戦 #道産子 #参議院選挙 #参議院選挙北海道選挙区 #参院選2019 pic.twitter.com/PdM39IeL2h
政党によっては給付があるところもあるでしょうが、候補者が自前でなんとかしなければならない場合には大変で、今の職をなげうっての立候補であり候補者としての活動となりますから、そう簡単に発掘することはできません。
これが野党でいえば維新の会とかなると、「オレがオレが」の人たちばかり集まってきますが、普通はそうはいきません。与党自民党も同様で、だから問題発言、問題行動をする議員が後を絶たないということにもつながるわけです。
共産党は候補者が決まっている場合が多いですが、組織政党であるが故ですが、それでも候補者擁立の遅れはあります。

その程度の争いですから、準備ができていない方が悪いというだけでは簡単に片付けられません。
その意味では選ぶ側が批判だけしていてもダメです。選んでやっているんだという姿勢でもダメです。政党の側に選んでもらうという姿勢は大事ですが、それだけではないということです。
実際にこういうことを言っている人たちの大半は、批判というよりは揶揄なのですが、右側の人たちばかりで、その批判に正当性はありません。
準備不足(というより準備が間に合っていないという方が合っていると思う)の状態を利用してでも選挙に勝てばいいという安倍自民党の方が問題です。
こういうやり方は民主主義(選挙)の濫用ともいうべきやり方です。
今回、枝野氏が「及び腰」と言われてしまっていることについては、そう見えるとは思いますが、それは着実に参議院選挙で勝っていくことが求めれているわけであり、揶揄するようなことでありません。



