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グリー&モバゲー ストップ安 -20%超

昨今の携帯ゲームブームにより、グリーの株価は2011年から2012年にかけて約3倍になりました。モバゲーを運営するディー・エヌ・エーの株価も2008年から約3年で7倍近く上昇。チャートの天辺を見たければ、オペラグラスが必要な程でした。

しかし、ゴールデンウィーク明けの今日、両銘柄はストップ安、共に20%以上の下落となりました。理由は、消費者庁が「コンプガチャ」と呼ばれるサービスについて「景品表示法で禁じる懸賞に当たるため中止を要請する」とした報道です。
「コンプガチャ」とは、「コンプリートガチャ」の略です。課金と共にカードを引いて、一定の組み合わせのカードを集めると、スペシャルカードをもらえるといった仕組みです。スペシャルカードは、ユーザ間で高額で売買されていました。そのため、コンプを目指して何枚もカードを引いてしまい、何十万円も使ってしまうケースもありました。
携帯ゲームで楽しそうに遊んでいた子供が、まるで駅前のさびれたパチンコ屋に通っていたおやじのようになっていたわけです。

携帯ゲーム会社に対しては、利用料金の返還訴訟が行われるのではないかという噂もあります。

メルマガ読者の方には、こうした構造に対する"違和感"について繰り返し述べてきました。携帯ゲームについて考えると、足の高さが揃っていないテーブルでコーヒーを飲むような居心地の悪さを感じずにはいられなかったからです。



仕事や投資においては、まず数字(業績)に目が行くことが多いと思いますが、ほんとうはそれは一番最後にくるものであって、先にあるべきなのは「想像力」です。

手塚治虫先生は、昔から漫画の中に高速道路を描いていました。コンクリートの強度計算や施設費用には詳しくなかったと思いますが、それでも「だって、こういう未来が来るでしょう」という気持ちで描かれていたに違いありません。

グリーのコーポレートメッセージは
「インターネットを通じて、世界をより良くする」
だそうです。
今、彼らの想像力が試されるときが来ています。

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